採用難に苦しむIT企業でマネジャーをやっている皆さん、こんにちは! プログラマーにして採用担当、菌類のくせに人類を採用、育成している「きのこる先生」です。 普段はIT企業で働くエンジニアの皆さんに転職やキャリアについてお話していますが、今回は担当編集からのリクエストで、そんなエンジニアたちのマネジャーとして日々奮闘している皆さんに向けてのお話です。 エンジニアに「辞めます」と言われたら いきなり胸が苦しくなるような見出しですが、今回のテーマは「エンジニアの退職」です。 皆さんはマネジメント対象であるエンジニアから「辞めます」と言われたことはありますか? 菌類は、あります。それはもう、数え上げたらキリがないほど……。 どんな理由であっても、チームのエンジニアが辞めるのはつらいものです。目の前の仕事には影響が出るし、残されたチームメンバーも何だかざわついてしまいます。「今までのマネジメントは間
1. 小規模なものから徐々に拡張していく。 私は日頃、新たなシステムを作るにせよ既存のシステムに機能を追加するにせよ、必要な機能すら殆ど持たないようなとてもシンプルなバージョンを作るところから始めるようにしています。そこから当初予定していた機能まで、段階的にソリューションを拡張していきます。私は初めから細部にわたって計画をできたことはありませんが、代わりに開発を進めていく中で新しく見つけた情報をソリューションに役立たせます。 私はJohn Gallの、この言葉が好きです。 “複雑なシステムというのは、往々にしてシンプルなシステムから発展したものだ。” 2. 同時に複数のものを変えない。 開発中にテストが失敗したとき、あるいは機能がうまく動作しなかったとき、1つだけ変更すれば、問題発見が格段に容易になるでしょう。言い換えるなら、短いイテレーションを行いなさいということです。1つずつ変更を行い
人事トップが語る組織づくりの極意 2006年にピープル・オペレーションズ(人事部)担当上級副社長として入社して以来、ラズロ・ボックはグーグルが強力なグローバルカンパニーに成長する後押しをしてきた。約6000人だった従業員数は6万人に届こうとしている。 ボックが率いる人事チームは組織マネジメントの戦略を構築し、グーグルは優秀なIT人材から「最も働きたい会社」のひとつに選ばれるようになった。アメリカで「最も幸せな会社」のランキングにも名を連ねている。 ボックは新著『Work Rules!』(邦訳は東洋経済新報社から7月末刊行予定)で、グーグルが実践している組織マネジメントの10のコツを紹介。私たちの職場でも実践できると勧めている。 1:仕事に意味をもたせる 社員が給料のためだけに働いている会社や、市場のリーダーになることしか考えていない会社は、成長し続けることはできない。仕事を、より高尚な目的
応募企業の探し方や履歴書の書き方、面接のポイントから円満退職の 秘けつまで。あなたの転職を成功に導くためのノウハウを紹介! この企画は、Web業界で名を馳せる伊藤直也氏と注目企業のCTOが、寿司を摘まみつつホンネで語り合う、かつて無かったインタビュー企画である。 元・超ワガママエンジニアのクックパッドCTOと語る、「CTOって何する人だ?」論 【前編】 #naoya_sushi Twitterでハッシュタグ「#naoya_sushi」が生まれてしまうほど、無類の寿司好きとして知られる伊藤直也氏(@naoya_ito)。そんな伊藤氏をホスト役とし、トップエンジニアをゲストに招いて、寿司をつまみつつホンネで語ってもらおうという、この企画。 記念すべき第一回のゲストは、伊藤氏とは『はてな』時代からの長い付き合いになるという、『クックパッド』の執行役最高技術責任者(CTO)舘野祐一氏(@hotch
少々前の記事になるけれど、日経ビジネス2010年11月29日号にH&M(へネス・アンド・モーリッツ)の紹介が載っていた。スェーデンに拠点を置くH&Mはユニクロ同様に、商品企画から販売まで自社で行う小売企業(SPA)で、全世界での売上は1兆2000億円、フルタイム従業員は54,476名という巨大な会社だ。 そんなH&Mを支える経営理念として、3つの基本姿勢が有るという。 1つは、リーダはどの部門でも常に自分の代わりになる存在を育てなくてはならない「NEXT ME」。次が非正規・正規などの最初の採用形態や配属先にこだわらない「背番号なし」。最後が、退社した社員が再入社して幹部に登用されることもある「出戻りOK」。 日経BP SHOP|日経ビジネス2010年11月29日号 入社時の「同期」とか、「新卒」「中途」という妙なこだわりが非常に多い日本の会社から見ると「背番号なし」はなかなか潔い考え方だ
自分では「「忙しい」は禁句」と思っているので、決して「忙しい」を口にしないようにしているのだけど、周囲を見ると「忙しい」人だらけだ。でも、本当に皆忙しいのだろうか?本質な作業で忙しいのなら分かるけど、実はどうでも良いことに忙しい人もいるようだ。その一例。 無駄なことばかりやっている 直接話をしたり電話一本かければ済むことを、長々とメールに書いて送るのは止めたら? 何でも自分でやっている 本当に自分でやる必要があるの?OJTを兼ねて、グループの若手に任せてみれば? 些末なことばかりやっている どうでも良いことはバッサリと切り捨てたら?もっと本質的なことに注力すべきでは? 非効率的なやり方でやっている 既存のツールやサービスを使えばもっと効率化できるのだけど、それを知らない? 必要無いことをやっている 作業が必要と思い込んでいるのは、実は本人だけだったりする。誰か教えてあげて! ちなみに「忙し
この記事面白かったです! 「出来る」と「実装する」の間には多くの解決すべき問題が含まれているから気をつけろよっていう警鐘を鳴らしている記事なのに、「出来るからやるって単純バカなんだけど」っていう反応が多いのが印象的でした。その理由の9割は、タイトルに「エンジニアはネ申」って書いたせいだと思うけど。 私からは、社内業務システム内製を通じて感じました、創造主であるところのエンジニアとハッピーに仕事をするためにはこういうことを一緒に考えよう、っていう話をしたいと思います。 実装可能と実現可能は別問題 前述の記事も僕の補足も、主題はこれだけ。だいたいそんな感じ。でも、順を追って説明します。 技術的に実装可能なのか否かは、当然一番最初に考える問題です。そこでNoならこの話は終わります。技術的と簡単にまとめますが、エンジニアによって判断基準は全然違うから悩ましいです。そこは差し引いて、単純に求められた
昔、ソフトウェア開発のベテランの方に質問したことがある。 「どうしたら優れた開発者になれるのでしょうか?」 予想していた回答は「この本を読め」とか「あれを学べ」と言ったものだったのだけど、実際の回答は全然違っていた。 「自分の作業を箇条書きで表現出来るようになることだ」 これだけでは腑に落ちないので、その理由を聞いてみたところ、こんな説明が返ってきた。自分がやるべき範囲がどこまでなのか、何が必須項目の作業であり、何が見送り可能な項目なのか、作業に必要なものは何なのか等々を全て考えば、簡潔に箇条書きで表現できるはずだ。箇条書きで表現できないのなら、それは自分がやるべき事を自分自身で分かっていないことの証拠に他ならない。開発者は実際の作業の中でアレコレと疑問を持つはずなのに、それを確認しないまま勝手に作業を進めてしまい、後で予期せぬ問題を引き起こすことが多い。本当の開発者なら、その確認、検証、
ほんとにヤバくなってギリギリになるまで相談しない人々: 切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off man's Blog http://kirik.tea-nifty.com/diary/2010/03/post-1da9.html いつも予防線が突破されるので、いずれにせよ年がら年中修羅場になってるわけだが、 修羅場をこなしているうちに、常在戦場みたいな組織が出来上がって、 毎日ラットレースをしている敗戦処理のエキスパート軍団ができちゃう。 戦況だけ見ると実に見事に負けてるんだけど、 担当した局地戦だけはどうにかなっちゃってるというような。 そういう組織は、人が内部から壊れていく。鬱になったり、病気になったりする。 まあ、発展性のない業務に長時間据えられて、 強いストレスに晒されながら安い給料で働くわけだからねえ。 一個一個のデスマーチは、マーチである限り終わりはあるわけだけど、 デス
■悪い奴らは来なかった(レジデント初期研修用資料さん) 要するに「経験に裏打ちされないロジックに意味はない」という内容として読んだ。 事実そう思う。 批判は簡単だし、批判している方は自分が批判され無いから気持ちが良い。 だけどそこには実が無い。 言うは易し。行うは難し。ネットは口先だけだから居心地いいけどやはり実が無い。 人の行動のアラを探すのは簡単だが、自分の行動にアラが無いのとは別の話だ。 この辺を読んで思った全然関係の無い話をうにゃうにゃと書く。 ■目の前にあるスパゲティなコードをどうするか。 プロジェクトを引き継ぎました。継ぎ足し継ぎ足しで運用していてグズグズになったプログラムがあります。 さてどうする。 大抵のプログラマはすべて書き直したい欲求に駆られる。 問題のあるプログラムの難所を探すより、問題の無いプログラムをゼロから書いた方が気持ち良い。 だがこの試みは大抵失敗に終わる。
妻から言われたことをいくつかツイッター(URLはこちら)で紹介したのですが、 予想に反してかなりの反響がありました。 そんな「妻語録」を一度まとめてみました。 2010/06/03 07:44 かつてネトゲで数十人を率いていたという妻「相手が欲していることは何で、どうやったらモチベーションを高く持ってくれるかを必死に考え抜くの。そうしたら勝手にみんなが動いてくれる。それがマネジメントだよ。やってないから帰りが遅いんじゃないの?」…代わりに会社に行ってもらえませんか? 2010/06/04 07:46 (再掲)近所の豪邸の前で「ここの家主と僕との違いは何なんだあ!」と嘆いていたら、妻が「今まで背負って来たリスクの差じゃない?例えば受験勉強を頑張ると、落ちたら努力が無駄になるというリスクを背負うんだよね。遊んでいればリスクもないけど合格しない。そういうこと。」 2010/06/08 23:46
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