【動画】巨大高架橋を一括架け替え=戸田拓撮影首都高八重洲線の通行止め区間に新たに架けられた橋桁(左下部分)移動する橋桁とぶつからないよう交差点の信号の向きが一時的に変えられた巨大な橋桁を載せてしずしずと進む2基の台車=いずれも14日未明、東京・汐留、戸田拓撮影 【戸田拓】昨年夏以来一部通行止めとなっている首都高速道路八重洲線で14日未明、約34メートルにわたる高架橋の橋桁を一晩で架ける工事が行われた。現場は築地市場に近い汐先橋交差点。重さ約150トンの橋を巨大な特殊車両「多軸式移動台車」に乗せて組み上げる工法で、作業員や交通誘導員ら約200人が携わった。深夜にもかかわらず、通りがかりの人や重機マニアの見物客らが微速度で進む架け替えの模様を見守った。 首都高八重洲線は、昨年7月から汐留〜新橋区間を通行止めとして既存の高架橋を撤去していた。橋脚が地下で交差する環状第2号線(豊洲〜虎ノ門区間