世の中には、「知っている人だけがトクできる」話がある。それも、数百円、数千円単位ではない。数十万円から、場合によっては100万円以上もトクするケースもザラにある。そういうと、何やら怪しげな情報のように聞こえるかもしれないが、一定の要件さえ満たしていれば誰でも給付されるのに、その情報を知らないばかりに結果的に大損してしまうのは、公的な給付制度では、日常茶飯事である。 8月5日付当サイト記事『働きながら失業手当を満額受け取る?さらに就職活動まで行う術!』では、雇用保険財政が空前の黒字を記録しているなか、使い切れない予算を消費するために、昨年4月の法改正で導入された常識外れの大盤振る舞いの給付について説明した。 今回は、「専門実践教育訓練」という雇用保険給付制度を紹介しよう。 教育訓練の新制度は“プレミアムコース” ひと頃、ビジネスパーソン向けの各種通信教育や英会話などの教室で「学費の一部が国か