印刷 メール 中国太陽電池大手10社 負債総額175億ドル 業界に破産リスク蔓延 【経済参考報】 負債拡大及び太陽電池市場全体の低迷を背景に、中国の太陽電池業界は「厳寒期」に入っている。 米投資機関Maxim Groupの最新データによれば、中国の太陽電池大手10社の負債規模は累計175億ドル(約1110億元)に達した。中国の太陽電池産業全体が破産リスクに直面しており、中でも江西賽維と尚徳電力の破産リスクが最も大きい。 中国再生可能エネルギー学会の孟憲淦副理事長は「経済参考報」の記者に対し、「この数年間、中国のソーラー製品の生産量は増えているが、欧州債務危機、米国の反ダンピング・反補助金調査を受けて、中国の太陽電池市場は減退し始め、価格も下落の一途を辿り、収益性は大幅に圧縮された」と指摘。「2010年の太陽電池産業の粗利益率は30%程度だったが、11年には10%未満に下がった。12年の情況