統計法違反容疑で逮捕された愛知県東浦(ひがしうら)町の前副町長、荻須英夫容疑者(63)が2012年2月17日に取材に応じた際の主なやりとりは次の通り。 ――国勢調査の集計結果はいつ聞いたか。 県に結果を報告する直前(10年11月末)。担当課が集計して5万人を超えていたから「よかったねえ」と大喜びした。 ――居住実態のない調査票があると総務省から指摘された。 完璧な調査なんてない。現地調査をやれば間違いはそれなりにある。10年から、住民票を参考にする「補記」が認められた。これまで住民票は絶対見てはいけなかったが、今回からよくなったので、(調査が)むちゃくちゃになる。 ――住民票を参考に調査票を作ったことはあるか。 あると思う。調査漏れをなくすために。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新