1: お酒を飲むと、体内では何が起こるのか?アルコールは、ヒトの体にとって「毒」のようなもの。少なくとも積極的に体内に入れるべきではないものです。 そこで、これに対抗するため、体内ではアルコールデヒドロゲナーゼという酵素を生成。この酵素は、アルコールが胃壁をつたい、肝臓に達すると、アルコールに接触し、エタノール分子から水素原子を奪って、アセトアルデヒドにします。さらに、アルデヒドデヒドロゲナーゼを用いて、二日酔いの原因ともいわれるアセトアルデヒドを分解します(このテーマについては、ライフハッカーアーカイブ記事「二日酔いに関する迷信を解き明かし、本当に効く治療法をお教えします」で詳しくどうぞ)。 体内は「どれだけたくさんアルコールを摂取するか」と、「酵素がどれだけ速くこれに対処するか」とのせめぎあい。しかし、アルコールデヒドロゲナーゼ(AD)の効力や胃の状態、遺伝など、様々な要因によって、ア