5月18日、ゲーツ米国防長官は、米軍に殺害されたビンラディン容疑者の潜伏先について、パキスタン政府指導部が急襲作戦前に知っていた可能性は低いと語った。写真は潜伏先のパキスタン北部アボタバード。16日撮影(2011年 ロイター/Akhtar Soomro) [ワシントン 18日 ロイター] ゲーツ米国防長官は18日に記者会見し、米軍に殺害されたウサマ・ビンラディン容疑者の潜伏先について、パキスタン政府指導部が急襲作戦前に知っていた可能性は低いと語った。 ゲーツ長官は、指導部がビンラディン容疑者の隠れ家を知っていた「証拠は全くない」と発言。「実際のところ、それとは逆の証拠は見た」と話した。 また、「もし私がパキスタン側なら、十分に代償を支払ったと言うだろう。屈辱を与えられ、米国人がここに来て、おとがめなしで作戦を実行するのを見せつけられた」とも語った。 ゲーツ長官によると、パキスタン当局者は国