ビッグデータとアルゴリズムの組み合わせによって、ある人が「犯罪者になる確率」を予想できるシステムが、シカゴ警察で導入されている。 たしかに治安は改善するかもしれない。しかし、そこには思わぬ落とし穴がある。システムが差別を助長し、再起の可能性を奪っていく──ビッグデータ社会の「暗部」が見えてきた。 ビッグデータで「犯罪者候補」が明らかに 普段通りの生活を送っていると、ある日、突然警察官がやってきて「このままだと余生を塀の中で過ごすことになるぞ」と警告される。 またある人は、「生活環境を変えないと大変な被害にあいますよ」と忠告される。 しかし、当人たちには、心当たりも身に覚えもまったくない――。アメリカの大都市シカゴでは、いま実際にこんな経験をする人たちがいる。 アメリカという国は、犯罪の「予防」に強く力を入れてきた。1994年、ニューヨーク市警は、戦略管理システム、通称「CompStat」と
Bloombergの米国時間10月9日の報道によると、米国の大手通信企業が8月、改変されたハードウェアを自社ネットワーク内で発見し、取り除いたという。 この記事は、通信企業がデータセンターを調査した際、Super Micro製サーバのイーサネットコネクタ部分に、本来の設計にないチップが埋め込まれているのが発見されたと伝えている。Super Micro製サーバの「異常な通信」を受け、現物を調べたところ、改変されたハードウェアが見つかったという。 問題のチップを発見したのは、この通信企業が雇ったセキュリティ専門家のYossi Appleboum氏だと伝えられている。Bloombergは、改変されたハードウェアに関する書類、分析などの証拠をAppleboum氏から提供されたが、今回の記事では書類を公開しないとしている。 また、Bloombergの記事は「Appleboum氏が顧客と不開示同意をし
問題アリアリ。Facebook「知り合いかも」10年の軌跡2018.08.18 22:0034,129 Kashmir Hill : Gizmodo US [原文] ( Kaori Myatt ) うわっ、なんでこの人が! って経験、ありますよね。Facebookの「知り合いかも」。連絡先にも登録してない知り合いや同僚。つながりたくない人は誰にでもいるはずです。みんな友達でいられるはずがないんですから。 時には薄気味悪くすら感じられるアルゴリズム。謎に包まれたFacebookの「知り合いかも」10年の軌跡を米GizmodoのKashmir Hillが追ってくれました。 もう10年も前のことになるんですね。 Facebook(フェイスブック)が一見面白そうで便利に見える機能「知り合いかも」を追加したのは。かれこれ、2008年5月にさかのぼるんですね。 Facebookによれば「とくにFace
2007年の初代「iPhone」の登場は、コンピューティングパワーの使い方をめぐる革命の到来を告げるものだった。コンピュータが、デスクに置いて勤務時間中に使うPCという形から、ポケットに入れて持ち運び四六時中使うものへと変わったのだ。 スマートフォンはそれから約10年の間に目まぐるしく変化し、今やその性能は頂点に達している。進化の過程でPC、カメラ、テレビ、衛星ナビなど、さまざまな機能を取り込み、常に身近にあるデジタル機器となった。 だが、「2倍の明るさで輝けば、半分の時間で燃え尽きるものだ」(このセリフを引用するのはどうかと思うが)。そして、スマートフォンの輝きは、あまりにも明るく、まばゆいほどだった。 スマートフォンのイノベーションは、ゆっくりと止まろうとしている。端末に詰め込める機能はもうあまりなく、今ではディスプレイにカーブを付けることが最先端技術と言われるようになってしまった。巧
お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。 Internet Explorerのアップデートについて 【AFP=時事】米グーグル(Google)が米軍の無人機(ドローン)の監視機能を強化する人工知能(AI)の技術開発をやめるよう求める嘆願書に、同社の社員の多くが署名していたことが明らかとなった。その数は4000人近くに上ったとされ、報道によると米軍への協力に抗議し、会社を去った職員たちもいたという。 動画:ガザ大規模衝突で15人死亡、1400人負傷 ドローンで催涙ガス投下も 嘆願書はグーグルに「戦争ビジネス」から手を引くよう訴える内容で、3か月ほど前に社内で出回り始めたという。今週この内容を報じたテクノロジー関連サイト「ギズモード(Gizmodo)」によると、
2020年に制度が本格始動すれば、すべての中国人の行動が習近平の監視対象になる Aly Song-REUTERS <長々とゲームをするのは怠け者、献血をするのは模範的市民、等々、格付けの高い者を優遇し、低い者を罰するこのシステムにかかれば、反政府活動どころかぐれることもできない> 中国で調査報道記者として活動する劉虎(リウ・フー)が、自分の名前がブラックリストに載っていたことを知ったのは、2017年に広州行の航空券を買おうとした時のことだった。 航空会社数社に搭乗予約を拒まれて、中国政府が航空機への搭乗を禁止する「信頼できない」人間のリストを保有しており、自分がそれに掲載されていたことに気づいた。 劉は、2016年に公務員の腐敗を訴えるソーシャルメディアに関する一連の記事を発信し、中国政府と衝突した。政府から罰金の支払いと謝罪を強要された劉はそれに従った。これで一件落着、と彼は思った。だが
ヒトの脳を模し、人工知能の学習能力を形成する基盤となるニューラルネットワーク。その欠点を補い、自己学習能力をさらに高める「カプセルネットワーク」をグーグルの研究員が発表した。コンピューターの画像認識能力であるコンピューターヴィジョンを進化させ、自律走行車への活用も期待される新たな概念とは。 激化する「AIチップ開発競争」 人工知能(AI)を巡る世間の浮かれぶりについて誰かに文句をつけたくなったら、69歳のグーグルの研究員、ジェフ・ヒントンがおあつらえ向きだ。カナダのトロント大学に籍を置くこのひょうきんな教授は、2012年10月にAI研究の世界に衝撃を与え、新たな軌道に乗せた。 ヒントンが2人の大学院生と発表した内容によると、何十年も研究対象として挑み続けてきた時代遅れの技術「人工ニューラルネットワーク」が、機械の画像認識機能を飛躍的に向上させたという。ニューラルネットワークとは、人間の脳を
シャープのロボット掃除機「COCOROBO」を第三者が遠隔操作できる可能性があると、情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンターが11月16日に注意喚起した。ファームウェアを最新版へアップデートするよう呼び掛けている。 【対象バージョンの一覧】 発表によれば、COCOROBOのユーザーを区別する「セッションID」の管理に不備があった。同じLAN内の第三者がセッションIDを偽り、実際の所有者になりすましてCOCOROBOを遠隔操作できる恐れがあるという。 IPAの広報グループは「ロボット掃除機が外部から取得するデータは少ないが、情報漏えい・改ざんの可能性もある」としている。
フェイスブックが開発したAI(人工知能)が人間には理解できない独自の言語で会話をはじめ、同社はこのプロジェクトを緊急停止させた。 7月下旬、フェイスブックのAI研究チーム(FAIR:Facebook AI Research Lab)はチャットボット同士が、人間の指示を受けずに会話を行っていることを突き止めた。この事実は人類の想像を上回る偉業とも言えるが、同時にAIが恐ろしいほどのポテンシャルを持っていることを示している。 人工知能はまだ一般に広く認知されるレベルには普及していないが、近い将来、多くの人に恐怖を与える段階に達するだろう。人工知能研究の世界的権威として知られるレイ・カーツワイル(Ray Kurzweil)は数年前に、シンギュラリティ(singularity)に関する警告を発していた。 日本語では「技術的特異点」と訳されるシンギュラリティを、オックスフォード英語辞典は「人工知
監視(防犯)カメラの映像をネット配信しているロシアのサイト「Insecam」が、1月中旬になってから大きな注目を集めています。 【配信されている監視カメラの映像】 同サイトでは世界各地の監視カメラ約2万8000台について、現地の様子を大まかな座標付きでストリーミング配信しています。しかし、これらは本来の持ち主に無断で行っているため、注意が必要です。 一般的な監視カメラには、インターネット経由でアクセスできる機能があり、初期設定のID・パスワードを使用している場合、実質誰でもアクセスできます。同サイトではこの仕組みを利用し、他者のカメラに“侵入”しているのです。 こうした問題については2014年11月にもメディアで大きく取り上げられ、「イギリス政府が同サイトの閉鎖をロシア当局に求めた」とも伝えられたのですが、1月21日現在、より規模を増して稼働しています。 ちなみに、広く公開されてい
米ラスベガスで開催されたハッカーのイベント「デフコン」で公開された、無線通信ネットワークへの侵入機能を備えた「エアリアル・アサルト」のドローン(2015年8月9日撮影)。(c)AFP/GLENN CHAPMAN 【8月10日 AFP】米ラスベガス(Las Vegas)で開催されたハッカーの国際イベント「デフコン(Def Con)」で9日、高層ビルや塀に囲まれた建物の外から無線通信ネットワークに侵入できる機能を備えたドローン(無人機)が発表された。 米国を拠点とする「エアリアル・アサルト(Aerial Assault)」のデービッド・ジョーダン(David Jordan)氏が披露したドローンは、ビルの屋上に着陸したり外壁の周囲を旋回したりしながら建物内部の無線ネットワークの「穴」を探ることが可能という。 このドローンには、ハッカーやセキュリティー専門家がコンピューターネットワークの脆弱(ぜい
【ワシントン=柿内公輔】米IT(情報技術)大手が、ロボット事業に力を入れ始めている。グーグルが軍事用ロボットなどの開発企業を矢継ぎ早に買収しているほか、アマゾン・コムは運搬ロボットに加え配送用無人機の開発に着手。インターネットに続く新たな成長分野としてロボットに熱い視線を向けている。 グーグルは、ここ半年だけでロボット関連の企業を8社も買収した。そのうちの一つで、東大OBらが設立した日本企業のシャフトは、災害現場で活躍するロボットを開発。同社は20日から始まった米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が主催する災害救援ロボットの競技会に参加し、初日のトップに立った。 グーグルは、軍事用ロボットを開発している米ボストン・ダイナミクスも買収した。同社はマサチューセッツ工科大で人工知能に取り組む研究者らが設立。移動困難な地形でも歩行できる高性能ロボットを国防総省に納入し、ソニーの犬型ロボ
2012/05/17 B-CASカード書き換えでBS/CS有料放送を無料で視聴可能にする裏技 2ちゃんねるのスレッドで、B-CASカードを書き換えて、有料放送を無課金で視聴できるカードにするという方法が話題になっているようです。 有料放送のWOWOWやスカパーなどが見放題になるという『BLACKCASカード』がありましたが、価格が49,800円と高額で今後も使える可能性は保証されるものではありませんでした。しかし、今回の方法は通常のB-CASカードを利用するので、ほとんどお金がかからないとのこと。 というわけで、噂が本当なのか検証してみましたので、ご紹介します。 書き換え可能なB-CASカード 全てのカードでこの裏技が使える訳ではないようで、カード裏面の右下にある英数字8桁の番号(型番)と20桁の数字(ID)、IDは最初の4桁は全て0000で始まるので、下記の数字はそれ以降の数字。
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