【メキシコシティ=宮本英威】フィットネスジム「ゴールドジム」を運営する米GGIホールディングスは4日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し経営破綻した。営業は継続する意向だが、現状では新型コロナウイルスの感染拡大で閉鎖している店舗が多い状況だ。再建計画は8月1日までに提出する。GGIは、自社保有で経営状態が悪化している30カ所
新型コロナウイルスの感染拡大を理由に東京オリンピック(五輪)・パラリンピックが中止となった場合、大会組織委員会が定める観戦チケットの購入・利用規約上、払い戻しはできない見通しになっていることが18日、大会関係者への取材でわかった。 組織委は規約で「当法人が東京2020チケット規約に定められた義務を履行できなかった場合に、その原因が不可抗力による場合には、当法人はその不履行について責任を負いません」と明記している。 そして、「不可抗力」について、「天災、戦争、暴動、反乱、内乱、テロ、火災、爆発、洪水、盗難、害意による損害、ストライキ、立入制限、天候、第三者による差止行為、国防、公衆衛生に関わる緊急事態、国または地方公共団体の行為または規制など、当法人のコントロールの及ばないあらゆる原因をいいます」と定めている。大会関係者によると、新型コロナウイルスが原因で中止となった場合、この規約の「公衆衛
9月20日投開票の自民党総裁選で、安倍晋三首相(64才)が石破茂元幹事長(61才)との一騎打ちを制して3選を果たした。来年11月20日には、首相在籍日数で歴代1位2886日の桂太郎(1848~1913年)を抜き、日本の憲政史上で最長の政権が誕生することになる。 今後の安倍政権において注目されるのが、カジノだ。7月20日にカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案が成立し、日本初のカジノ誕生が確実になった。施設数は当面、国内3か所とされる。候補地は、北海道、東京、大阪、和歌山、宮崎、沖縄などで、2022年に立地が決まり、2025年前後にオープンする予定だ。 ギャンブル依存症対策として、日本人客の入場回数は週3日、月10日までに限り、1日あたり6000円の入場料を取る。華やかなイメージのカジノだが、経済ジャーナリストの荻原博子さんは心配顔だ。 「日本は他国よりギャンブル依存症患者が多いというデ
(CNN) 2008年の夏季五輪北京大会から10年。かつての会場が廃墟と化して雑草に覆われる光景を、写真家のグレッグ・ベイカー氏が撮影した。 会場の多くは当時、五輪のために新たに建設された。用地を確保するために住民を移転させ、以前からあった建物をブルドーザーで破壊する手法が批判を浴びた。 ベイカー氏が最近カメラに収めたのは、ビーチバレーボールの競技場に草が生え、カヤックのコースにがらくたが散乱し、自転車レースのゴールが樹木に覆われる風景。ゴールラインのあたりで野菜を育てる人の姿もある。 完成することのなかったショッピングセンターの裏に、マスコットの「福娃(フーアー)」が転がっている。 北京では22年冬季五輪も開催される。夏冬両方の開催地となる都市は初めて。新たなマスコットの公募も始まった。08年大会で建てた施設の一部は再利用される見通しだ。 メーン会場となった「鳥の巣」競技場は今も人気の観
先日、安倍首相が2時間時刻を進めるサマータイムの導入検討を自民党に指示したという報道がありました。 実は、このサマータイムが導入されると、我々の生活に身近なある物をすべて買い換えなければならなくなるかもしれません。 というか既にタイトルでネタバレしているのですが、そのある物とは、電波時計です。 定期的に自動で時刻を合わせてくれるため、手動で時刻を合わせる手間がなく大変便利な時計なのですが、実は、現行の電波時計では現在検討が進められている2時間のサマータイムには対応できないのです。 電波時計の仕組み 電波時計は、「情報通信研究機構(略称:NICT)」という国の機関が送信している「JJY」という無線局の電波を受信して正確な時刻を取得します。 NICTは「日本標準時」を決定・維持している、まさに日本の時を司っている機関です。 何年かに一度行われる「うるう秒」の挿入のとき、大きなデジタル時計の前で
夏の甲子園が始まった。 今年はどんな感動のドラマが生まれのるかワクワクして、仕事にまったく手がつかない。そんな全国ウン千万の甲子園ファンのうれしい悲鳴が聞こえてきそうだが、実はみなさんの盛り上がりに水を差すような意見がネットの一部で盛り上がっているのをご存じだろうか。 『朝日新聞』が報じなかったこと 全国で多発する熱中症被害を受けて、「涼しい秋の開催にしたほうがいいのでは」「ドーム球場の開催を検討すべき」などと「夏の甲子園」に異論を唱える方たちが続発しているのだ。 「バカ言うな! 暑いなかでやるから甲子園なんだ」「100年も続く“聖地”をそう簡単に動かせるか」と怒りで発狂する方もいらっしゃるかもしれないが、そこは安心していただきたい。 いまの日本社会の状況を冷静かつ客観的に振り返れば、「夏の甲子園」がなくなることなどまずありえないからだ。 いま高野連が盛んに触れ回っている水分・塩分補給など
強烈な全国デビューだった――。底なしの疑惑に揺れている日本ボクシング連盟の山根明会長(78)。山根会長は3日、日本テレビ系の情報番組「スッキリ」に生出演。約30分にわたって、助成金の不正流用やパワハラ、「おもてなしリスト」や審判への圧力など、数々の疑惑について釈明したのだが、その発言がブッ飛んでいた。 山根会長は、予定より約40分遅れて、薄いスモークのかかった金縁のサングラス姿で生出演に登場。形だけのおわびを言うと、なぜか息子や孫娘、ひ孫などの名前を挙げて身内に謝罪。ロンドン五輪ボクシング金メダリストで現世界チャンピオンの村田諒太選手が辞任を促したことについて聞かれると「生意気だよ!」と一喝。審判へ圧力をかけてお気に入りの奈良出身の選手を優遇したとされる「奈良判定」疑惑に話が及ぶと、「(優遇したことは)ありません」。とりわけ目立ったのは、自身が被害者かのような口ぶりである。 助成金の不正流
日本ボクシング連盟の山根明会長(78)が連盟の理事時代に暴力団組長と交友関係があったことが明らかになり、鈴木俊一五輪担当相は3日の閣議後の記者会見で「論外で認められない。真偽をきちっとただして、反省をしていかなければならない」と批判した。日本スポーツ振興センター(JSC)から選手強化のための助成金が不正に流用された疑いがあることは「規定通りに執行されていないのは問題だ」と述べた。 また、林芳正文部科学相も暴力団組長との交際について「事実であれば、このようなことはあってはならない」と苦言を呈した。さらに「スポーツにおける高潔性の確保にしっかり取り組んでもらいたい」と要請した。【村上正、円谷美晶】
2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(81)が23日、都内で単独インタビューに応じた。開幕まで今日24日でちょうど2年となるのを前に、この日、東京では観測史上最高となる気温40・8度を記録。前代未聞の暑さが目の前にある厳しい現状を、チャンスに変えるべきとの考えを示した。これまでも暑さ対策は講じてきたが「想像上ではなく今、現実にある。実際に試すため、生かさない手はない」と机上論ではなく今夏、実証実験を徹底する。 【一覧】2020年東京五輪競技日程案 丸2年後、東京オリンピック(五輪)が開幕しているその日に東京で40度を超え、森会長は自問自答した。「この暑さが来たら本当に、まっとうにやっていけるのか」。 全国的に熱中症で救急搬送されるケースが多発し、今夏の酷暑は社会問題となっている。しかし、開催時期は国際オリンピック委員会(IOC)が提示し、東京側も織り込み済みで招致し
酷暑が続いている。気象庁が「平成30年7月豪雨」と名付けた西日本を中心にした豪雨災害による被災地でも、この酷暑が救援・復旧の大きな障害となっている。 昨年(2017年)7月にも、「平成29年7月九州北部豪雨」と名付けられた集中豪雨により、福岡県、大分県を中心とする地域に甚大な被害をもたらした。2年前の2016年8月には、北海道に台風7号、11号、9号が立て続けに上陸し、岩手県にも台風10号が上陸した。北海道に3つの台風が上陸したことも、東北地方太平洋側に台風が上陸したことも、1951年に気象庁が統計を取り始めて以来、初のことであった。3年前には、「平成27年9月関東・東北豪雨」により、鬼怒川が氾濫するなど栃木県や宮城県に大きな被害をもたらした。 この4年間だけを見ても、毎年、台風、集中豪雨などにより、日本列島は大きな災厄に見舞われてきた。ほとんどが7月から9月にかけてである。 私がかつて住
強豪校ばかりの4日目 8月7日、第99回全国高等学校野球選手権大会、いわゆる夏の甲子園が開幕する(追記:台風のため8日へ順延することが発表された)。 今大会の見どころは、やはり春の選抜大会を制した大阪桐蔭の連覇だ。この快挙は、過去に7校が達成している。最近では、松坂大輔(現ソフトバンク)を擁した1998年の横浜(神奈川)や、島袋洋奨(ソフトバンク)が投げぬいた2010年の興南(沖縄)の記憶が新しい。もっとも新しいところでは、2012年の大阪桐蔭だ。このときバッテリーを組んだ藤浪晋太郎(阪神)と森友哉(西武)も、後にそれぞれプロに進んだ。今回大阪桐蔭が優勝すれば、前人未到の二度目の春夏連覇の達成となる。 先日おこなわれた組み合わせ抽選会では、4日目の8月10日に好カードが組まれた。広陵(広島)-中京大中京(愛知)、横浜(神奈川)-秀岳館(熊本)、興南(沖縄)-智弁和歌山(和歌山)、大阪桐蔭(
障害者が五輪で健常者に勝ったら、金メダリストになれる? なれない? そんな議論を呼ぶ実力者がいる。マルクス・レーム(ドイツ)。障害者陸上男子走り幅跳び(切断など)の世界記録保持者だ。ひざ下が義足の右足で踏み切る。称賛の一方、「技術ドーピング」という声もあり、五輪出場には障壁が立ちはだかる。 跳びすぎた男「メダルよこせとは言ってない」 8メートル40。 昨年10月、ドーハであった障害者陸上の世界選手権で、レームは自身の記録を11センチ更新した。2008年北京の8メートル34、12年ロンドンの8メートル31という、最近の五輪2大会の優勝記録を上回る。健常者の世界記録8メートル95には及ばないが、日本記録8メートル25を優に超える。 ただ、今夏のリオデジャネイロ五輪出場への壁は高い。国際陸連が昨年、義足が有利に働いていないことを選手自身で証明するのを参加条件としたからだ。ロンドンでは、オス
新国立競技場の計画は白紙に──。本日、安倍晋三首相は新国立競技場について「ゼロベースで見直す」と宣言した。 安倍首相は会見で「1カ月ほど前から計画を見直すことはできないか検討を進めていた」などと語ったが、騙されてはいけない。このタイミングで計画を白紙にしたのは、予想以上の世論の猛反発があったからこそ。安保法制を強行採決したことで決定的となった「自民党、感じ悪いよね」のムードを払拭するのが目的なのは見え見えだ。 しかも、安倍首相は建設費の増大が国会で問題となったときには「(ザハ案は)我々が政権につく前のことだ」とすべてを民主党のせいにしたが、当然ながらOKを出したのは安倍政権になってからのこと。その責任を忘れたかのように「白紙にしたオレ、カッコイイ」と英雄を気取るさまは笑止千万である。 だが、そんな安倍首相の責任を追及する者が身内から現れた。そう、今回の問題で最大の“戦犯”である森喜朗元首相
安倍晋三首相は17日、20年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場建設計画の白紙撤回を正式に表明した。 東京都の舛添要一知事はこの日、自身のツイッターで、新競技場見直しに関する安倍政権の「迷走」に関し、「主張の整合性よりも内閣支持率が優先か?」と、首相を痛烈に皮肉った。 別のツイートでは、「これだけ大きな政策転換をするのならば、大失策の責任者の更迭は当然」「このような事態に至ったのは誰の責任か? ミスを重ねた文科省の役人1人の首もとれないのか?」と、関係者の処分を要求。新たな建設案に関し「安かろう悪かろうでは困る」とけん制した。 都への500億円負担問題で、文科省や下村文科相と対立してきた。6月末に発表された「最終案」に関し、政府やJSC、組織委員会が「変更ない」「国際信用を傷つける」「最善の案」と確定を強調していたことにも触れ、「皆、自分は悪くないと自己弁護。
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