2010年8月4日、環球時報はコラム「外国に中国への親近感を持ってもらうのはなぜこれほど難しいのか」を掲載した。以下はその抄訳。 【その他の写真】 中国がもはや遅れた国ではなく、中国人が馬鹿ではないことを理解してもらうのはそう難しくない。とりわけ北京五輪の後では。しかし日々成長する中国に親近感を持ってもらうのは大変だ。しかし、それこそが中国がよい国家イメージの形成に努力している目標なのだ。 さて、ところで国のイメージとは「作り上げる」ことが可能なものだろうか?難しい問題だ。イメージを変えるために外国とコミュニケーションし宣伝しても、その効果は限定的だ。むしろ中国のイメージは、その能力と行動とにかかっている。だが、国家イメージの確立には時間がかかる。現実的には中国を嫌う人は永遠になくならないだろうし、長期間にわたって中国人を嫌う人は多く存在するだろう。もっとも、だからといって手をこまねいてい