この数年、普及が進むタブレット。総務省が出しているデータを読み解くと、タブレット利用率が最も高いのは、意外な層であることがわかりました。また自主調査から、タブレット利用に関して、イメージと実態のギャップが浮き彫りになりました。 U-Site編集部 2015年9月9日 この数年、普及が進むタブレット型端末。この連載では、2回に分けてタブレット市場を読み解いていきたいと思います。今回は、総務省が実施している『通信利用動向調査』のデータと、イードが企画・実施した実態調査のデータを元に、考えていきます。 タブレット利用率が高いのは意外な層 総務省が毎年実施している『通信利用動向調査』のデータを見ると、まず目をひくのが、この数年のPC利用率の減少と、スマートフォン利用率の大幅な増加です。平成26年のデータでは、スマートフォン利用率(56.9%)よりまだ自宅PC利用率(64.6%)の方が高いものの、逆