文部科学省は18日、大阪府北部で震度6弱を観測した地震で、校舎など施設に被害が出た国公私立の小中高校や大学、幼稚園などは、近畿の5府県で計424校に上ったと発表した。休校は計1598校だった。 文科省によると、施設被害の内訳は大阪の257校が最も多く、兵庫が70校、奈良が44校、京都が42校、滋賀が11校。塀の崩落、校舎などの壁にひびが入るといった被害が確認されている。 国公私立別で見ると、計424校のうち414校が公立で、国立は4校、私立は6校。特に私立については、状況が十分に把握できていない可能性があるとしている。