アメリカで黒人男性が警察官に首を押さえつけられて死亡した事件に抗議するデモは3度目の週末に入った13日も各地で行われ、警察改革や人種差別の撲滅など社会の変革を求める動きが続いています。 事件の発生から3度目の週末となる13日も、アメリカではニューヨークや首都ワシントン、それにシアトルなどの主要都市で相次いで抗議デモが行われました。 ニューヨーク中心部では10か所以上でデモが呼びかけられ、セントラルパークでは若者を中心におよそ500人が集まり、市内の大通りを歩きながら「黒人の命も大切だ」とか「正義の実現なしに平和はない」などと声を上げていました。 抗議デモをめぐっては、アメリカ各地で南北戦争当時に奴隷制を支持した南軍指導者などの像や記念碑が引き倒されたり当局が撤去したりしていて、13日は南部ケンタッキー州で州議会に設置されていた当時の南部連合の大統領像が撤去されるなど、過去にさかのぼって人種