ソニーは、13日付けの日本経済新聞夕刊の「半導体投資縮小 PS3用次世代の量産見送り」についてコメントを発表。「半導体事業への投資は大幅に削減していく」と表明した。 既に量産を始めている65nmプロセスのCellについては、今後もコストダウンを図る一方、45nm以降の先端プロセスの自社投資・開発については「今後慎重に検討する」としており、2004〜2006年度の半導体事業全体への投資額である累計約4,600億円に対し、2007年度以降の3年間は大幅に削減する方針。なお、具体的な投資額については明らかにしていない。 今後の同事業の方向性として「強い分野をより強くという集中戦略を明確にする」としており、「集中領域」として、イメージセンサー、ゲーム、テレビ・ビデオ用システムLSIの3分野を挙げている。 □ソニーのホームページ (2月13日現在、この件に関する情報は掲載されていない)