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ブックマーク / thinkit.co.jp (5)

  • 大規模システム構築に求められる自動化とChefの基本的な考え方とは

    システム構築・運用の問題 近年、HadoopやOpenStackといった大規模分散基盤が注目を集めています。それに伴い多数のサーバーを構築・運用する機会のある方も増えてきているのではないでしょうか。 筆者も以前、数百台のHadoopクラスタ構築を担当したことがあり、構築台数の多さと作業の煩雑さに愕然としました。特に以下の点が問題でした。 (1)設定ミスにより膨大な作業が発生するリスクがある 検証環境の構築で、当初筆者は同じようなサーバーの構築を何度も行っていました。同じ作業を何度も繰り返していると、すぐに作業がマンネリ化し集中力が続かなくなり、設定ミスが多くなりました。その様な設定ミスが致命的な場合は、切り分け作業や設定の見直し作業が発生します。最悪の場合、全サーバの設定を確認することも考えられます。 (2)全体の待ち時間が大きな時間のロスになる パッケージのインストールなどは待ち時間が1

    大規模システム構築に求められる自動化とChefの基本的な考え方とは
  • Serverspecの概要からインストールまで

    変化の激しいビジネスに対応するためにシステムやサービスには、これまで以上に迅速な導入や安定した運用が求められるようになってきています。このような要求を満たすために、仮想環境やクラウド環境を基盤として利用し、サーバの構築プロセスや構成管理プロセスの効率化のためにChefやPuppet、Ansibleといった自動化ツールが活用されるようになってきています。 このように自動処理で手軽にシステムやサービスをセットアップできるようになると、構築時の人為的ミスを防げるようになるなど便利になる反面、内部で実施されている処理が人の手から離れて、把握しづらくなる傾向にあります。また自動化の導入に際しては、システムが意図した状態に作り上げられているのかを確認する作業も重要になってきます。特に大規模で複雑な環境において、この確認作業を手作業で実施することは、高コストの要因となってしまいます。 参考: Think

    Serverspecの概要からインストールまで
  • Dockerの誤解と神話。識者が語るDockerの使いどころとは? Docker座談会(前編)

    では題に入ります。まず、Dockerは何がいいのか、あるいはどういうことには向かないか。実際に仕事で関わっている立場から語ってください。 松井:SIerをやっていて、最近はお客様からDockerという言葉が出てくるようになりました。とあるお客様からは、Solarisコンテナーで動いているシステムが古いので乗り換えたい、そのためにDockerはどうかと具体的な話を聞かれました。一方、「Dockerってどう?」と漠然とした話をいただいて、お客様の環境でしたらこう使えます、という話をすることもあります。 実案件まではまだありません。アプリケーションが対応していないと使えない、という話になることが多い。Dockerでは、いままでのアプリをそのまま使おうとすると、失敗すると思います。 前佛:無理をしてDockerを入れるのは違うと思いますね。Docker社が、仮想化を置きかえるというような見せ方を

    Dockerの誤解と神話。識者が語るDockerの使いどころとは? Docker座談会(前編)
  • Hadoopがスケール・アウトする仕組み

    前回の記事では、Hadoopが膨大なデータをバッチ処理するための「インフラ」としての性質を備えていること、情報爆発時代の新たなインフラとして普及しつつあることを説明しました。その中で、情報爆発時代に必要とされるインフラは、「スケール・アウトが可能であること」という条件を備えていなければならないことを示しました。サーバーの台数を増やすことで容易にシステムの処理性能が増やせることは、Hadoopの重要な特徴です。今回は、Hadoopがどのようにしてスケール・アウトを可能にしているかを、「分散ファイル・システム」と「MapReduceフレームワーク」の2つの観点から解説します。 スケール・アウトとは? コンピュータ・システムを新たに構築するときは、必ず「運用」のことを考えておく必要があります。システム・トラブルが発生した場合の対応策を決めたり、将来の仕様変更に備えてプログラムに拡張性を持たせたり

  • 大量データのバッチ処理を高速化するHadoop

    Hadoopというソフトウエアが、いま注目を集めています。米Googleが発表した論文のアイディアをオープンソース・モデルで実装したソフトウエアです。膨大な量のデータを処理する必要に迫られた企業や研究組織が、続々とHadoopを実際に活用しはじめています。 私たちの研究グループでは、Wikipediaなどの巨大なテキスト・データを解析するために、2007年頃からHadoopを利用しはじめましたが、日国内でも2009年あたりからHadoopを使った事例を多く見聞きするようになりました。国内で初めてのHadoop関連イベントが2009年11月に東京で開催され、オライリー・ジャパンから2010年1月にHadoopの邦訳が出版されるなど、Hadoopが多くの開発者の注目を浴びています。 しかしながら、「Hadoopは何となくすごそうなんだけど、複雑だし、どんなソフトなのかいまいち分からないんだ

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