「横浜の守り神」とされる横浜市の神社で、三重県の伊勢神宮から移築された新しい社殿にご神体を移す神事が、1日夜行われました。 1日夜は、ご神体を新しい社殿に移す神事、「遷座祭」が行われ、厳かな雰囲気の中、神職たちがご神体の四方を白い布で囲って仮の社から移しました。 ご神体が新しい社殿に移されるのは関東大震災で壊滅的な被害を受け修復を行って以来、およそ90年ぶりだということです。 伊勢山皇大神宮の権宮司、阿久津裕司さんは「伊勢神宮から社殿がそのまま移されるのはとても珍しいことで、新しい社殿が市民の皆さんの誇りになると期待しています」と話していました。