森林に関するデータを取得できるアプリ「mapry」を開発した山口代表。画像は立木の直径を示している=2021年2月1日午後2時14分、兵庫県丹波市春日町多田で 森林に関する情報を手軽に取得し、資源の把握や防災に役立ててもらおうと、アプリ開発など情報処理業「マプリィ」(兵庫県丹波市春日町多田、山口圭司代表)が、立木の直径や山の起伏などが即座に分かる新アプリ「mapry」を開発した。スマートフォンなどで利用でき、動画を撮る要領で山の中を歩きながら撮影する手軽さで、各種データを得ることができる。データ解析によって降雨時の水の流れを知ることもできるため、山林出水による危険個所を調べる手立てにもなる。「データを取ることで、山の価値を上げることにつながれば」と話している。 雨水の流れシミュレーション 防災・減災にも役立つ アプリを起動させてカメラで撮影し、立体的な3次元データに変換させる。5メートルほ