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震災と物語に関するdeadwoodmanのブックマーク (3)

  • 「私は死んだのですか?」東北被災地で幽霊が出現した意味(畑中 章宏) @gendai_biz

    宮城県石巻市で、複数のタクシードライバーが霊と遭遇したという事例は、社会学を学ぶ大学院生の調査としても話題になった。 石巻駅で乗せた30代の女性は、初夏であるにもかかわらずファーのついたコートを着ていた。目的地を聞くと、大津波で更地になった集落だった。 「コートは厚くないか?」とたずねたところ、「私は死んだのですか」と答えるのでミラーを見ると、後部座席にはだれも坐っていなかった……。 夏の深夜、小学生くらいの女の子がコート、帽子、マフラー、ブーツなどの厚着をして立っていた。「お母さんとお父さんは?」とたずねると「ひとりぼっち」と答えた。 女の子の家があるという場所の近くまで乗せていくと、感謝をあらわし降りたと思ったら、その瞬間に姿を消した……。 私自身、被災地になんども足を運んでいるが、霊体験を聞いたことはない。またなにかしらの怪異な出来事に遭遇した経験もない。 しかし被災者や、被災地にゆ

    「私は死んだのですか?」東北被災地で幽霊が出現した意味(畑中 章宏) @gendai_biz
  • 被災地で聞かれる怪異譚/鈴木岩弓 - SYNODOS

    東日大震災が勃発してから、1700日。この間警察庁は継続的に被災状況の詳細を公表してきたが、10月9日現在の死者総計は15,893人、宮城県内の死者だけで9,541人に上っている。かかる情報は、震災直後には毎日更新されていたが、2014年3月からは月一回、毎月10日前後の更新に公表原則が変更された。 変更された背後には、震災からの経過時間と共に、被害状況がほぼ正確に把握されたという認識があったものと思われる。震災被災地のある部分は、震災以来の激動の波の渦中から、徐々に脱却しつつあるのかも知れない。 とはいえこうした死者の大部分は、東日大震災が起こらなければ亡くなるはずではなかった。年間死者数が22,000人ほどであった宮城県の2011年の死者総数が30,047人、例年の1.4倍の死者数を記録する特異な年となったことが、そのことを示してもいる。 換言するなら、ここにあげた犠牲者の多くは徐

    被災地で聞かれる怪異譚/鈴木岩弓 - SYNODOS
  • 「私は死んだのですか?」東北被災地で幽霊が出現した意味(畑中 章宏) @gendai_biz

    私たちは数多くの“死霊”と出会ってきた これから私は「幽霊」の話をするつもりである。震災後に出会ってきたおびただしい数の死者の霊についてだ。 しかし残念ながら、「幽霊」を私がこの目で見たり、会話を交わしたという話ではない。 震災以降、被災者が亡くなった近親者や仲間の霊に出会った、あるいは被災地で見ず知らずの人の霊とコミュニケーションをとったなどという、“霊体験”を記録した出版物が何冊も刊行された。 そうした読書体験をとおして、私も数多くの霊と出会ってきたというのである。 被災地における霊体験の記録者は、宗教家、宗教学者、社会学者、ノンフィクション作家、フリージャーナリスト、新聞・通信社の記者と幅広い。しかし内容が重なるものも少ないのは、読者の需要があるからだろう。 1万5000人以上の死者を出した大震災について、だれもが事態の全容をつかみかねずにいる。そこで大震災から距離をおく人々を中心に

    「私は死んだのですか?」東北被災地で幽霊が出現した意味(畑中 章宏) @gendai_biz
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