国立科学博物館では平成9年度から平成13年度までの5ヵ年をかけて「産業技術史資料の評価・保存・公開等に関する調査研究」と題した研究プロジェクトを実施しました。 本研究は、産業技術の歴史を示す具体的な実物資料が、どこにどのような形で残されており、それらをどのように評価し公開すべきか、その仕組みについて検討を行いました。また、試行的におよそ40の技術分野について所在調査を行い、3つの技術分野について技術の系統化研究を行いました。研究の成果は5冊の報告書としてまとめられています。 本研究によってなされた提言に基づき、産業技術史資料情報センターが設置され、同センターで本研究の活動を継承し、 産業技術史資料の評価・保存・公開等に関する様々な活動を実施しています。平成14年から17年度までの所在調査の成果は、2枚のCD-ROMに集録してその後の調査成果とあわせてデータベースにして、他の研究の報告と合わ