たばこ販売 震災で41%減少 5月12日 17時33分 先月のたばこの販売量は、東日本大震災で福島県や栃木県にあるJT=日本たばこ産業の工場が被災した影響で、前の年の同じ月に比べて41%余り減少しました。 たばこ会社などで作る「日本たばこ協会」のまとめによりますと、先月の国産と輸入を合わせたたばこの販売量は110億本で、去年の同じ月を41.1%下回りました。これは、震災でJTが国内に持っている6つの工場のうち福島県と栃木県の2つの工場が被災したことから、先月、10日間にわたって出荷を停止し、販売量が8割以上落ち込んだことが主な要因です。JTによりますと、被災した2つの工場が復旧するのは来月末になる見通しで、今後は、96銘柄のうち23銘柄については廃止し、商品を絞って生産をするとしています。JTの木村宏社長は決算会見で「8月以降には安定的に商品を供給できる態勢を整えたい。今後は災害に備えた商