2019年は、劇場版『スター・トレック』第1作の公開から40周年であった。当時ではギネス級の製作費3,500万ドルを投じ、パラマウントが社運を賭けた一大プロジェクトだったが、その制作は順調には進まず、一度は暗礁に乗り上げるかと思われたほど難航した。 Index 劇場版『スター・トレック』あらすじ テレビ版シリーズの誕生 劇場版制作が動き出すまで ダグラス・トランブルへの打診 ジョン・ダイクストラへの打診 RA&A設立者コン・ペダーソン RA&Aの設立の経緯、そして内紛へ プリビズという概念の誕生とその必要性 RA&Aの降板と彼らが残したもの 劇場版『スター・トレック』あらすじ 宇宙の彼方から巨大な雲状の物体が進んで来る。その物体は地球に向かっており、迎撃可能な宇宙船は軌道上のドライドックで改装を終えようとしていたエンタープライズだけであった。地上任務に就いていたカーク(ウィリアム・シャトナ
漫画家ルーツ(おっさん)がふらりとどこかへ行き、自分のことをツインテールのかわいい女の子だと思い込んで漫画にする連載「ルーツレポ」。今回は上映時間7時間18分の超長尺映画「サタンタンゴ」を観に行ってきました。 その上映時間を見てもわかる通り、「サタンタンゴ」は1カットの驚異的な「長回し」に特徴のある映画。その雰囲気を少しでもお伝えするため、今回のレポはいつもより長めのページ数でお届けします。伝われ……! これまでの取材一覧:漫画「ルーツレポ」 ルーツ プロフィール 北海道出身の漫画家・漫画原作者。代表作に『てーきゅう』(原作)、『ルーツビア』など。ヤングチャンピオン烈にて、『異世界のトイレで大をする。』連載中。ニコニコ静画で自分の日常を4コマ(実質3コマ)漫画にした『自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の出来事を4コマにする。』更新中。中身はビール好きのおっさんです。 編
ぜんさく cr.hatenablog.com 「劇場版 天気の子」最高でしたね! 原作版天気の子懐かしいな pic.twitter.com/RYB3PgdMOb — ねおらー31♎ (@neora31) 2019年7月22日 今回は天気の子についてゲームと劇場版の話をしようと思います。 ※重大なネタバレを含みますのでまだの人はさっさと劇場に行きなさい。 まず原作である「天気の子」は2002年にWindows向けにリリースされた、いわゆる「エロゲー」でした。それが2003年に立ち絵を一新・フルボイス化した上でドリームキャストにて家庭用ゲーム機に移植され、同じ年にPS2版がリリースされています。先程のスクリーンショットはPC版のものですね。 家庭版はDCで立ち絵全部書き直した上でアルケミストが一回出して、その後PS2で出し直したっきりだから天気の子の全年齢版がやりたい場合プレミアついてるやつ買
生まれてから今まで、一体何本の映画を見てきたんだろう? 数えたことはないけれど、きっと1000本は超えるんだろうな。 この記事を書く前は、100本も面白いと思える映画に会ってきたんだろうか?って思ってたけど、実際に並べてみたら100では収まらなくて、正直100に絞るのはとても大変だった。 改めて好きな映画を並べて見ると、本当に色々なことを思い出す。 この時期楽しかったなぁとか、この時は大変だったなぁとか、この時期のことは思い出したくないとか。 そんなことを思い出しながら、あぁ、映画ってつまり人生の一部なんだなぁと、今回この記事を書いていて何度も思った。 今はいい時代になった。 ビデオオンデマンドサービスが発達してきたから、見たい映画は色々探せばすぐに見たい映画を見られる。 俺が子供頃、見たい映画を見るのは結構大変だった。レンタルビデオ屋に行ってVHSのテープを借りるんだけど、そもそものレン
2018年11月9日(金)からアニメ版「ゴジラ」シリーズ三部作の最終章「GODZILLA 星を喰う者」が公開されます。第一章公開時に瀬下寛之監督にインタビューを行い、第二章公開時には静野孔文監督と瀬下寛之監督にインタビューを行いましたが、いよいよラストということで、ストーリー原案・脚本を担当した虚淵玄さんにも加わってもらい、鼎談という形でいろいろな話を伺ってきました。 上掲写真は左から静野監督、瀬下監督、虚淵さんです。 <全三部作:最終章>アニメーション映画『GODZILLA 星を喰う者』OFFICIAL SITE http://godzilla-anime.com/ Q: 第一章『GODZILLA 怪獣惑星』が2017年11月に公開されて、第二章『GODZILLA 決戦機動増殖都市』が2018年5月、そしていよいよ最終章『GODZILLA 星を喰う者』の公開となります。作り終えて、いまの
日本で公開された映画はすべてDVD化されて、すべてレンタル屋に並ぶ……と思っている方にとっては悲報だが、世の中にはメーカーやレーベルの事情でレンタルリリースされていない(セル版のみ)作品が山ほどある。有名なところでは紀伊國屋レーベルの作品がそうで、ロメール、ソクーロフ、ファスビンダーなどの作品の大半がレンタル屋に並んでないのはこのためだったりする(ソクーロフやファスビンダー作品の一部は最近IVCに権利が移ってゲオに並び始めた)。これまでソフト化されていなかった往年のホラーやノワールをDVD化してBOX販売するブロードウェイもセル版のみ。同じくVHS止まりだった傑作を初DVD化する復刻シネマライブラリーも基本的にはセル版のみだが、発掘良品枠になるとツタヤに並ぶ。大手ハピネットは新作に関しては商業大作からアングラ映画までレンタルで取り扱ってくれるが、70年代~80年代前後の傑作ホラーをHDリマ
「非ヲタだから」と「友人自身の知識量が乏しいから」と、理由は2つに分類されうるのですが、とりあえず彼の口から出てきた感想が衝撃的だったので備忘録として。 例によってネタバレ全開です。ご自衛ください。 ①ゴーグルをつけるとワープする VRゴーグルという概念がいまいちよく分かっていない模様。「未来的なゴーグル的なものを着けることで、何でもできる世界(OASIS)にワープする」と思ったらしい。 ゴーグルを着けている人間⇔OASIS内での動きが類似している…?ということが映画を観ながらだんだん分かってきた、とのこと。 今度VRZONEに連れていく。 ②「なぜウェイドはOASISではパーシバルという名前なのか?」 最初何を言ってるのか分からなかったんですが、つまりHNという概念が彼にはなかった!!!確かに彼は実名でTwitterをやっているし、Facebookももちろん実名。 「パーシバルというのは
パシフィックリム アップライジングを見た。 前作を見た人は見ないわけには行かない。 前作を見ていない人も、お話はそんなにつながっていないから大丈夫だと思うが、主要登場人物が数名前作の人だったりその子だったりする。 以下ネタバレを書くので未視聴の人は回れ右で。 念のためもう一度。 以下ネタバレを書くので未視聴の人は回れ右で。 ■あらすじ 異次元から定期的に巨大なモンスターカイジュウが送られてくる。 巨大戦闘ロボットイエーガーが建造されそれに対する。 ついに、異次元との裂け目をふさぎ、カイジュウ戦争終結から10年。 カイジュウの脅威はまた鎌首をもたげていた。 ■感想 俺の中では前作は別格である。(前作の感想) 100点満点中、10万点だ。細かいアラはあれどロボットバトルを実写で魅力的に描いた時点で何を言うのもヤボであった。 そして今作は、100点満点中65点ぐらいである。悪くない。人によっては
シン・ゴジラに登場する「首都圏一都三県の住民360万人が疎開」という設定について、なんかどっかのアルファツイッタラーが適当なことを言いそうな予感があったので今のうちに自分なりの考察を上げておこうとおもいます。以下は2016年12月発行の同人誌『東大特撮映像研究会部誌 第壱号』に寄稿した原稿の一部です。ブログ掲載にあたり一部改めています。 シン・ゴジラの批評をする時、誰もが使う一言がある。「考え抜かれたリアルな~」「徹底的に考証された~」などである。確かに、シン・ゴジラ劇中では本職もうなるようなディティールまで拘った、現実に即した政府の対応が描かれ、ゴジラによる被害や諸外国の対応、その他諸々が実にリアルである。しかし、よく考えてみると全然リアルじゃない、というような部分も存在する。 そんな部分のうち、最大のものが「一都三県の住民360万人が全国に分散疎開」という数字である。360万人。多いと
随時更新中 やりやがったなアニゴジ!!!! こんばんは.ODEです. 10月24日に発売された小説版ゴジラことGODZILLA 怪獣黙示録, 昨日ツイッターでも散々つぶやいていましたがいやぁ凄まじい出来でした… この小説は何者か簡単に説明すると… まず2017年11月17日にアニメ版のゴジラが上映されます. それに先立って公式サイトでこの世界観の解説と年表が公開されていたのですが, その年表内にマニアックな怪獣がたくさん出てきておりファンの間で話題となっていました. この小説はその年表に合わせて,各時代にどんな怪獣が現れて,どのようなことが起きていたのか, 実際にその場に居合わせた人にインタビューするという形式でまとめたものとなっています. 元ネタ解説の前に少しだけ感想を… まず読み終わって思ったのが, シンゴジラの空前絶後のヒットを受けて,それにどう対抗するかということへのひとつの答がこ
ある程度ネタバレ有りです。アニメ版がある以上、意識的に避けるのも変なので。 『ゴースト・イン・ザ・シェル』 本予告 さあ、ようやく観てきましたよ。初日を逃して「んー、悪くないけど(ry」な感想ばかりで後回しになってました。もちろん私の感想も「お金のかかったファンムービー、あるいはやる気だけは伝わってくるMAD映像」でしたね! だって、全てが終わって川井憲次氏のあの曲が流れてきた瞬間に「やっぱ、押井版は全てのパーツがきっちりはまってたんや」と実感しちゃったんですもん。 他のアニメ実写化作品と比較しても頭一つ抜けて「良い出来」だったんですが、ではこの作品が「良い映画」かと言われると口ごもらざるを得ません。 まず基本的な部分として、噛み砕いて再構成してあるんですが、再構成が下手過ぎるでしょう、これは……。別にトグサのおっさんっぽさがひどいとか、トグサのおっさんぽさがひどいとか、トグサのおっさんぽ
はてなブログに移行して筆が異様に軽いので、普段書かない映画の感想などもモリモリ書いていきます。 たぶん今年12回目くらいの映画館。(作品数で数えられないいつもの奴) 去年は35回行ってたっぽいのでペース的には上回りそうな予感ですね。 Hardcore Henry | Official Trailer | Own It Now on Digital HD, Blu-ray & DVD さて、それはそうと映画『ハードコア』ですよ。 今週末には公開終了の地域が出始めていたので慌てて見に行きました。まあ、都内じゃまだまだ観られそうだし、地方だと結構遅れて上映されるようですけど。 知らない人は上の英語版トレーラー見ればわかります。 ええ、そういう映画です。そういう90分間です。 いやー、とってもCoD4だし、ミラーズエッジだし、Portalだし、Haloだし、Doomだし、L4Dだしで、撮りたい画が
未組立プラモ写真家。稀に組む。山登る。からぱたへのお問い合わせ、文章・写真・DJ・飲酒のオファーはTwitter @kalapattar からどうぞ
休みだし1000円ポッピンQ観に行くか→もう1日1回上映になっとる!→IMAX 君の名はは非対応orz で、止まれば良かったんだけど、「……通常版とIMAX版の比較試聴の気運???」とか思いついちゃった結果がこれだよ! pic.twitter.com/ukgr9VNaZ6 — はげあたま@今期の覇権は幼女戦記 (@hageatama) January 13, 2017 ふとした思い付きで通常版 君の名は(4回目)→IMAX版 君の名は(本日公開)というお金の無駄遣いをしました。 これがむしろ有効活用過ぎてテンションが収まらないのでキーボードに叩きつけているのが今の私。 ええ、キモチワルイ感じになると思いますよ! ※IMAX版のネタバレ(なんだそれ?)になるので、通常版観ている人も御注意願います。 いやー、IMAX版の"威力"を伝えて御覧に入れましょう。 なんと開始10分、ユキちゃん先生が「
2015年は映画の当たり年だったが、2016年はそれ以上だった。 人生初の3桁鑑賞に到達しそうなペースだったが、後半で映画館から遠のいて最終的に94回鑑賞した。作品数としては26作品。 26作品で、94回ってなんかおかしくない?????と思われるだろうが、自分でもおかしいと思う。 思い入れの強すぎる作品が多くて作品の優劣で順番を付けられないので、鑑賞回数で順位をつけてみた。 1位:KING OF PRISM by PrettyRhythm(キング・オブ・プリズム・バイ・プリティ・リズム) 鑑賞回数:46回 ・通常上映:2回 ・応援上映:32回 ・監督舞台挨拶:1回 ・4DX通常上映:1回 ・4DX応援上映:8回 ・イベントライブビューイング:2回 ガルパン4DXは最強の4DX映画だった | N-Styles(記事後半にキンプリ初体験レポート) キンプリ応援上映に参加したので、なるべく冷静に
『君の名は。』は興行収入100億円の大台を超えるのでは?という妄想に取りつかれたのは、好きすぎて慣れない映画レビューを書いてしまったり、2週目にして興行収入38億円超えというニュースを見たからなわけだが、実際にその可能性の有無を国産アニメ映画の興行収入推移と比較して検証してみた。結論からを先に言うと、可能性は大いにあると感じている。 比較対象 過去10年間の国産アニメ映画の国内興行収入上位8本と、『君の名は。』を合わせた計9本の週間興行収入推移を折れ線グラフにより比較することとした。中途半端な本数だが、『バケモノの子』は超えるだろうと想定してそれ以上の興行収入の映画を選定している。なお、本来入れるべきである『ONE PIECE FILM Z』(興行収入68.7億円)の存在が頭から抜け落ちたままグラフを作成してしまい修正がめんどくさい難しいところまで来てしまったので、ワンピ抜きのグラフとなっ
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