最初に言っておきます。これからここに書くこと、極めつけに筆者の妄想です(苦笑)。モンハン愛が極まって妄想に拍車がかかるとこういうのも書けるようになる……といういい(悪い?)見本みたいなものですな。そういうことを覚悟して読んでください! カフカの『変身』ふうに……。 ◆◆◆ 目が覚めると、僕はテオ・テスカトルになっていた。 すぐには気づかなかった。いつものように朝8時半のアラームで目を覚まし、布団を跳ねのけて起きようとしたのだが身体に布団がかかっていない。アレ、おっかしいな? と思って身体を見るとどうしたことか、寝るときにいつも着ているパジャマがいつの間にか赤い毛皮になっている。うーん、なんでだろう。もしかすると夕べは冷え込むという話だったから、僕が寝ているあいだに母さんが、フカフカの毛皮を着せてくれたのだろうか? ウチの母さんは心配性だからあり得ないことではない。ああ、そうか。この毛皮が暑