今年放送21周年を迎えるアニメシリーズ『おジャ魔女どれみ』は、ひょんなことから「魔女見習い」になった天真爛漫な小学生・春風どれみの日常を描いた人気作。魔法少女ものかと思いきや、魔法がほとんど使われない(=トラブル解決の直接の手段にならない)エピソードもあり、全5シリーズを通して丁寧に描かれたストーリーに定評がある。 今年は20周年記念企画として、映画『魔女見習いをさがして』も公開予定。未だファンに愛され続けている作品だ。 今回は、第1期にあたる『おジャ魔女どれみ』のシリーズディレクターを務めた佐藤順一監督にお話を伺った。『おジャ魔女』は東映アニメーションが15年ぶりに制作したオリジナル作品で、佐藤監督は最初の設定作りに大きく関わったメンバーの一人。