今年2月、全10巻(17冊構成)の大長編SF小説『天冥の標』シリーズを10年もの歳月をかけて完結させた小川一水先生。そんな小川先生への公開インタビューが、去る7/27、7/28に開催された第58回SF大会にて行われたので、その模様をレポートする。1ヶ月の大遅刻だが、今月20日の『ハイウイング・ストロール』、『群青神殿』復刊に合わせたということでひとつ。 なお『天冥の標』ネタバレ全開なので未読の方は回れ右……ではなく今すぐポチろう。 また録音してるわけではないので書き漏らし、書き間違いにはご容赦を。 【キャラクター人気投票結果発表】 小川一水先生(以下小川)、塩澤快浩氏(SFマガジン編集長、以下塩澤)氏が登場し、人気投票の結果から報告。全36票。 ・3位 :アダムス・アウレーリア(3票) ・同率1位:ノルルスカイン、メララ・テルッセン(各4票) (4位以下の発表もあったが票がばらけ過ぎてい