『空軍大戦略』(くうぐんだいせんりゃく、原題:Battle of Britain)は、1969年に公開されたイギリス・西ドイツ・アメリカの戦争映画、歴史映画。ユナイテッド・アーティスツ提供。 概要[編集] 第二次世界大戦前期、1940年7月から10月にかけて行われた英本土上空の制空権を巡る英独の戦い「バトル・オブ・ブリテン」を描く。戦いの中の様々なエピソードを綴っていく群像劇になっており、特定の主人公や明確なストーリーは存在しない。 本作には、多数の実物の飛行機がほぼ当時の姿で登場する。しかもイギリス側の戦闘機スピットファイアやハリケーンだけでなく、敵国ドイツのBf 109戦闘機やHe 111爆撃機も、ライセンス生産されたHA-1112とC-2111ではあるが、実物で登場する。クライマックスの大空戦シーンでは、一切の効果音が消され、音楽(ウォルトン作曲)に乗ってスピットファイアやメッサーシ