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ブックマーク / macgyer.hatenablog.com (5)

  • 若人のためのポール・ヴァーホーベン映画全作ガイド - 冒険野郎マクガイヤー

    先日ニコ生にて行なった『ロボコップ』解説がニコ動にアップされました。 STAP細胞解説の回との再生数の違いに哀しくなるものの、どちらかといえばこちらの方に力を入れております。お時間があれば是非御覧下さい。 実はこの回、「ヴァーホーベンと『ロボコップ』」として昨年夏に収録を行なった内容が元になっております。 ヴァーホーベンの過去作解説が思いのほか長くなりすぎ、「編集したくない!」という訴えからお蔵入りしました。 先日の放送では大幅に割愛しましたが、せっかくなので「ポール・ヴァーホーベン映画全作ガイド」としてブログのエントリとしてまとめておきます。『ロボコップ』解説動画と共にお楽しみ下さい。 ちなみにチェックリストの○×△は以下の基準でつけています。 レイプ:きっちり挿入しているかのような描写があるかどうか ゲロ:口から吐瀉物にようなものが噴出するカットがあるかどうか ウンコ:ウンコをきっちり

    若人のためのポール・ヴァーホーベン映画全作ガイド - 冒険野郎マクガイヤー
  • シャブとものづくりのファンタジー:『シャブ極道』と『風立ちぬ』 - 冒険野郎マクガイヤー

    先日書いた『風立ちぬ』のエントリが未だにアクセス数を稼いでいてくれてニヤニヤしているのだが、少し戸惑ってもいる。 『風立ちぬ』って、そんなに難解な映画じゃないと思うんだよね。むしろ、『もののけ姫』や『ハウルの動く城』の方が難解――「映画」というものの定石から外れていて、意味を読み取るのに苦労する作品だろうと思うのだ。 主人公が世間の常識や良識から外れた俺ジナルな価値観を持ち、俺ジナルなライフワークに邁進している。 時に「俺ジナルな価値観」は「少年の心」や「聖なる魂」として描かれるが、世間から外れているという意味で同じである。 主人公は人格的に破綻したダメ男であるが、一方で凡人にはない強烈な魅力や能力を持っており、様々な人間がそんな主人公にシビれ憧れ、協力する。 中でもヒロインはダメさも含めて主人公に惚れ抜いており、ダメ男としっかり者のヒロインが様々な障害や挫折を、愛情と機転で乗り切っていく

  • 新しいホラー、新しいサスペンス、新しい映画:『ゼロ・グラビティ』 - 冒険野郎マクガイヤー

    『ゼロ・グラビティ』鑑賞。噂に違わぬ凄い映画だった。色んな人が今年のベストワンに挙げているのも分かるわあ。 作を語る際、多くの人が「リアル」という言葉を使っているのだけれども、自分にはリアルな宇宙開発を描いているとは到底思えなかった。 以下、なるべくネタバレにならないように書くけれども、気になる方は読まないように。 まず、宇宙服と宇宙船の気圧調整という点で大嘘をついている。 地球上の大気圧は1気圧*1。宇宙空間は真空なので0気圧。ここまでは常識の範囲内だろう。 ところが、大抵の宇宙服の内部は1気圧じゃなくて0.3〜0.4気圧なんだよね。内部が一気圧の宇宙服で真空に出ると、パンパンに膨らんで身動きができなくなるためだ。 かといって、膨らまない硬質の素材で宇宙服を作ると重く、大きくなりすぎて運用し難い。1気圧から急激に0.3〜0.4気圧に下げると減圧症が発生するという問題もある。そこで、数時

    新しいホラー、新しいサスペンス、新しい映画:『ゼロ・グラビティ』 - 冒険野郎マクガイヤー
    hiruneya
    hiruneya 2013/12/23
    演出とわかってても涙がフワフワするのは違和感あったなー http://b.hatena.ne.jp/entry.touch/commonpost.info/?p=65685
  • このゾンビ映画を作ったのは誰だ!:『ワールド・ウォーZ』と『ウォーム・ボディーズ』 - 冒険野郎マクガイヤー

    雄山「中川、今日の映画はなんだ?」 中川「『ワールド・ウォーZ』にござります」 雄山「ほう。有名なゾンビ小説映画化だな。モキュメンタリーならぬ架空のオーラル・ヒストリー形式で、ゾンビ発生による世界的危機“世界ゾンビ大戦”を乗り越えた時点から語るという、なかなかに考え抜かれた小説だったな。映画も楽しみだ」 WORLD WAR Z 上 (文春文庫) マックス ブルックス Max Brooks 中川「この中川、雄山さまの好みは熟知しておりますゆえ」 雄山「ハハハ、こやつめ。それでは、観てみるとするか」 二時間後 雄山「……このゾンビ映画を作ったのは誰だあっ!」 中川「先生、どうか落ち着いてください」 雄山「だから私はこんな下衆なシネコン映画を観るのは嫌なんだ! 人に金と時間を払わせておいて、こんなものを観せるとは!!」 雄山「ええい、我慢ならん。監督を呼べ!」 マーク・フォースター「わ……私で

    このゾンビ映画を作ったのは誰だ!:『ワールド・ウォーZ』と『ウォーム・ボディーズ』 - 冒険野郎マクガイヤー
  • パヤオ勃ちぬ:『風立ちぬ』 - 冒険野郎マクガイヤー

    かつて庵野秀明は『紅の豚』について「全裸の振りして、お前、パンツ履いてるじゃないか!」「おまけに、立派なパンツ履きやがって!」と評した。その庵野秀明が主演声優として参加した『風立ちぬ』を観たのだが、宮崎駿の最高傑作ではないかと感じた。宮崎駿がパンツを脱いでいるところが良い。パヤオの立派なパンツに隠されていたチンコは、意外にもデカかったのだ。 『風立ちぬ』はとにかくエロい映画だ。「右手がメカで左手は美少女、そして口からは説教」*1が宮崎アニメの特徴であるが、作のメカニックと美少女はとにかくエロい。単にキスシーンが多くて初夜のときめきが描かれているからとか、飛行シーンが美しいからという理由からだけではない。ヒューマンビートボックスすれすれのとんでもない手法で作られたSEが単なるメカニックである飛行機や自然現象である地震を生き物のように描いているという理由もあるが、どちらのエロさも死と結びつい

    パヤオ勃ちぬ:『風立ちぬ』 - 冒険野郎マクガイヤー
    hiruneya
    hiruneya 2013/07/26
    一点だけ気になるのは二郎ってお絹さんに惚れてなかったと思うんだよなあ。思い出すのは後姿だよね? あれはきっかけとしてだけで、個人的には下宿で妹と菜穂子を見間違う方に重点置いて見てました
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