<刑務所内で体を鍛え、出所後、自重トレーニング本『プリズナートレーニング』を出版して話題になったポール・ウェイド。めったに取材を受けない彼が、昔と今の自重トレーニングの違いから、特に欠かせないエクササイズ、トレーニングに行き詰まったときにすべきこと、フィットネス業界の潮流までを語り尽くした> ポール・ウェイドは、しぶしぶながらメールインタビューに応じてくれた。インタビューは受けない主義だが、今回は例外ということだ。私たちはメールで素晴らしい会話を交わした。その大部分を紹介しよう。 ドラゴンドア:『プリズナートレーニング』(邦訳:CCCメディアハウス)を出版しようと思ったきっかけは? ポール・ウェイド:私は刑務所にいたとき、夢中で体を鍛えており、トレーニングの本を書くべきだと何人かに言われた。その1人、看守のロニーについては本の中でも触れている。 今の囚人たちのトレーニング方法について書くつ