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ブックマーク / tanakanews.com (2)

  • 通貨から始まったアジア統合

    2006年5月9日 田中 宇 記事の無料メール配信 この記事は「IMFが誘導するドルの軟着陸」の続きです。 5月5日、インドのハイデラバードで、アジア諸国の財務大臣らを集めて「アジア開発銀行」(ADB)の年次総会が開かれた。またこの前日には、ハイデラバードに1日早く到着した東南アジア10カ国と日中国韓国の蔵相たちが「ASEAN+3」の会議を開いた。 これらの会議より10日ほど前、前回の記事で紹介したIMFとG7の会議が相次いで開かれている。IMFとG7では「双子の赤字が増えているアメリカは、もう経済的に持たないので、アジアの諸通貨を切り上げてドル安にしたい」という要望が、アメリカ主導で発せられた。このアメリカ側の要望に対するアジア側からの返答が、ハイデラバードでのADBとASEAN+3の会議で発せられた。 先に結論を書くと、アジア側からの返答とは「これまでアジア各国は、ドルに対する自

    iteau
    iteau 2008/10/18
    2006.5“私は、今後1-2年の間に、アメリカ発の世界不況が起きる可能性が高いと現時点で予測している。”的中。
  • IMFが誘導するドルの軟着陸

    2006年5月2日 田中 宇 記事の無料メール配信 4月下旬の10日間ほどの間に、世界の景色は大きく変わった。 それまで、アメリカはイラクとか双子の赤字とかいろいろな難問を抱えて「いずれ、やばくなる」とは予想されても、とりあえず今のところはアメリカが世界の中心だ、という状況が続いていた。 だが、4月22−23日に相次いで開かれたIMFの会議と、G7の財務相・中央銀行総裁会議の両方が「アメリカが膨大な経常赤字を抱え、中国などアジア諸国や産油国が巨額の経常黒字を抱えるという不均衡現状が放置されると、いずれドルの暴落や世界不況が起きる」という趣旨の表明をした。これによって「アメリカは危機に瀕している」という認識は「一部の人が主張する極論」から、多くの人々が認める「事実」へと変化していく過程に入った。 「アメリカは、双子の赤字の拡大によってドルが下落して経済覇権を減らし、イラク占領の泥沼化などで軍

    iteau
    iteau 2008/10/18
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