(CNN) 自宅で飼っていたペットのイヌをバーベキューの食材として友人らと食べた南太平洋トンガ出身の男性について、ニュージーランドのオークランド動物愛護協会(SPCA)は17日、イヌが人道的に殺されたことや、トンガではイヌを食べることが珍しくないということを理由に、訴追しないと決定した。 SPCAのガース・ハリデイ氏によると、オークランド南部で暮らすトンガ人男性に、動物虐待の容疑があるとして調査していた。この男性宅ではスタッフォードシャーテリアを飼っていたが、妻が世話に疲れたため、処分を決めたという。 ただ、その「処分方法」がSPCAへイヌを持ち込むのではなく、自宅で食べるものだったという。ハリデイ氏は、トンガの家庭ではイヌを食べることは珍しくなく、「男性は、何か悪いことをしたとは考えていない」と話している。 男性がイヌを「処分」したのは今年2月だった。ニュージーランドでは、人道的に動物を