エグザイルの今回の増員は第一期でしかなく、今後は劇団エグザイルの常設化を見込んだ大増員も待っている。 そして、さらなる第三期の大型増員として、国の雇用対策を兼ねた増員計画を提案したいところ。 この不況下の雇用不安は、派遣切り程度ではおさまらず、今後も拡大するのは間違いない。まずは雇用対策として、エグザイルの国有化を進め、プレカリアート層をまとめてエグザイルのメンバーに加入させるという、ワークシェアリングの観点からも正しい政策を展開すべきである。 エグザイルの昨年のCDの総売上は約108億円。仮に10パーセントがメンバーの取り分としても10億。さらに、「月刊エグザイル」やDVD、ライブ、有料ファンサイトの収益を入れると、その数倍にはなる。 雇用対策資金としては心許ないが、経営の多角化こそが単なるセイフティネットではないこの政策の肝だ。 媒体も月刊誌だけでなく、「週刊エグザイル」「週刊少年エグ
「千の風になって」が売れているのは知っていたけど、単なる流行歌に留まらず、中高年の死生観を揺さぶり、かつての永六輔の“大往生”のようなブームになっているとまでは知らなかった。朝日新聞で“千の風になって”というお涙頂戴の連載記事まで始まってた。 このブームを足早に辿ってみると、デンツー・ソングライターの新井満が作者不詳の英語の詞を訳して、メロディをつけて歌ったところ、朝日新聞が天声人語で取り上げ話題になり、去年の紅白でオペラ歌手が歌い大ブレイク。もうすぐミリオンとのことで、ミリオンはKAT-TUN以来、丸一年ぶり。 これは、電通、朝日新聞、NHKという大大メジャーチームがしかけたクチコミの成功例。隠し味にスピリチュアリズムを取り込んでいる辺りもうまい。 もう一方では、“パスタ茹でるおまえ それを殴るオレ”の“湘南乃風世代”が魔法のiランドにがんがん小説を投稿し、それを不動産屋ががんがん出版し
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