大日本スクリーン製造(株)はこのほど、宗教法人真宗大谷派(安原晃代表役員)から、東本願寺・阿弥陀堂の修復事業において、葺き替えられる屋根瓦への記名印刷業務を受託した。 阿弥陀堂の修復事業は、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人 没後750年の節目を記念して営まれた「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要」にかかる特別記念事業「真宗本廟両堂等御修復」の一環として行われるもの。現在、2015年の作業完了に向けて準備が進められ、このたびの修復事業では、懇志を進納した全国の門徒や一般者への記念として、葺き替えられる新しい瓦に寄進者自筆の名前を記し、後世に残す取り組みが行われている。 同社は、阿弥陀堂の屋根瓦専用に自社開発したUVインクジェットプリントシステムを使い、全国から寄せられる寄進者の署名を筆跡そのままに瓦へ転写する業務をサポートし、先の御影堂に続き、阿弥陀堂の修復事業に協力する。