沖縄タイムスから基地問題と安保についてのインタビューを受けました。 記者の方が終わりに書いているように、僕はもちろん外交や安保のことについてはまったくの素人です。でも、どんな業種の人の話をきいても「筋の通った話」と「筋目がごちゃごちゃの話」は区別できます。 沖縄問題は、政治家や学者から「筋が通った話」を聴いた覚えがありません。 「筋が通っている」のは沖縄現地の人たちの「基地があるせいで、生活者レベルで苦しみが多い」ということと「基地があるせいで、経済的振興策の恩恵を受けている」ということに「引き裂かれている」という現実感覚だけです。 「引き裂かれていて、気持ちが片付かない」という沖縄の人の感覚だけは「筋が通っている」。 奇妙な言い方ですけれど、「これは筋が通らない話だ」というアナウンスメントがいちばん「筋が通っている」ということがありえます。 それは「自分の発信する情報の読み方を指示するメ
誤った現状認識 米に浸透 メア氏発言 米アメリカン大学の学生らが作成したメア米国務省日本部長の発言録の一部。「沖縄の人は怠惰でゴーヤーも栽培できない」などとある [画像を拡大] 政治 2011年3月7日 09時47分(15分前に更新) つい先日公開された日本の外交文書に記述されていた元米国民政府幹部の発言(1967年)として「沖縄人は三枚舌―対米、対日及び自ら同士で―を使う」などと記述されている。 先日、都内で取材した在日米軍の幹部は、米本土で誘致運動が起きるほどの米軍基地が「沖縄で受け入れられていないのは不思議だ」と述べ、米軍基地の経済効果を強調した。基地関係収入は今や沖縄県のGDP(県内総生産)の5%程度にすぎないなどと指摘すると「本当にそんなものなの?」と肩をすくめた。 6日明らかになったメア氏の発言を聞くと、現状を無視した間違った認識が約半世紀にわたり全く変わっておらず、むしろ文民
[メア氏舌禍]信じられない侮辱発言 政治 2011年3月7日 09時13分(40分前に更新) 米軍普天間飛行場の移設返還交渉の米側担当者は、心の中では沖縄を侮辱し、基地問題を軽視していたようだ。 米国務省のケビン・メア日本部長(前駐沖縄総領事)が同省内で行った米大学生への講義で、「普天間は世界で最も危険というが、沖縄の人はそれが本当でないことを知っている」と発言したらしい。住宅地に近い空港が日本国内には他にもあると指摘した。 昨年12月に研修旅行で東京と沖縄へ向かう大学生らにメア氏は、「日本人の本音と建前に気をつけるように」とアドバイスした。 米国務省の日本部長がそのような偏見を日本に向かう大学生の前で口走ったことに失望する。メア氏の職責に対する適格性を問わざるを得ない舌禍だ。 メア氏は沖縄勤務中にも普天間は危険でない、と発言して物議を醸したことがある。1996年に橋本―モンデール会談でま
(この文章、すこし長くなったので3回に分けて掲載します。その後に、4、5年前に書いた内容的に関連のある文章を、特別編としてアップします。) 6月18日の琉球新報「落ち穂」欄に、沖縄映画研究の現状を痛烈に批判した世良利和の「沖縄劇映画大全」という文章が載っていた。その文章の中で次の一節が目にとまった。 「ここ数年、沖縄に関する映画の特集上映やシンポジウム、研究書の出版などが盛んになってきた。見る機会の少なかった作品が上映され、議論が活発になることは大いに歓迎したいのだが、手放しで喜べない面もある。取り上げられる作品の種類や時代、論者の視点などに、ひどく偏りが感じられるからだ。(/)たとえば特定の監督だけを絶対視してベタ誉めしながら、別の監督については盗人か犯罪者のようにこきおろすというのは、あまりに偏狭で一方的だ」 明示はしていないが、世良が念頭に置いているのは『沖縄映画論』(四方田犬彦、大
●靖国参拝で考えは変わらない 首相〜産経新聞記事 今日の産経新聞記事から。 靖国参拝で考えは変わらない 首相 安倍晋三首相は4日昼、11日から来日する中国の温家宝首相が日本の首相の靖国神社参拝について「二度とないよう希望する」とあらためて表明したことについて、「私の考えは今まで申し上げてきた通りだ。考えが変わることはない」と述べた。官邸で記者団の質問に答えた。 首相は就任以来「国のために戦った方々に対する尊崇の念は持ち続けたい」とする一方、自身の参拝については「参拝自体が外交問題化する現実がある以上、参拝するかしないか申し上げない」と明言を避けている。 (2007/04/04 14:50) http://www.sankei.co.jp/seiji/shusho/070404/shs070404005.htm 靖国参拝に関しては「参拝自体が外交問題化する現実がある以上、参拝するかしないか申
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