先日、沖縄県立図書館にて郷土資料を調べる用事があったのですが、その際にものすごい気になるものを見つけたんです。 それは1970年に刊行されている「琉球の文化」という雑誌なのですが、そこの投稿コーナーみたいな所に「沖縄の双六「聖人上」」なる記事が掲載されていたのです。 その記事によれば ・沖縄独特の双六(すごろく)に聖人上(シージンアガルー)というものがある ・日清戦争前に沖縄の歴史学者「東恩納寛惇」が遊んだ記憶があるらしい ・この記事を書いている著者(大正生まれ)はそんな双六があったこと自体知らなかった ・1700年年代に作られたものだと推測されるらしい とのこと(「琉球の文化 第三号」 1973 琉球文化社 刊)。これはまぁやってみる価値があるんじゃないでしょうか。 この聖人上の原本は東恩納寛惇文庫の中に収録されており、現在は沖縄県立図書館の「貴重資料デジタル書庫」より閲覧が可能です。