「女性宮家」ヒアリング開始 黒田清子さんの皇族復帰論も 女性皇族が結婚後も皇室にとどまるための「女性宮家」創設を検討する政府の「皇室制度に関する有識者ヒアリング」が29日、官邸で開かれ、有識者2人は創設に賛成の考えを表明した。この日スタートしたヒアリングは3月以降も月1、2回開催。政府としては創設に向け環境整備したい考えだ。 意見陳述したのは今谷明帝京大特任教授(日本中世史)とジャーナリストの田原総一朗氏。共に現在の皇室典範のままでは皇室が秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さま(5)だけになるとの懸念を示し、女性宮家を創設する場合の皇室の規模については「できるだけ小さい方がいい」とした。 今谷氏は女性宮家創設の対象として、皇太子ご夫妻の長女愛子さま(10)、秋篠宮ご夫妻の長女眞子さま(20)、次女佳子さま(17)の3人を挙げた。その上で天皇陛下の長女で結婚して民間人となった黒田清子さん(42)も