印刷 群馬県内の鉄道会社は、9月を「群馬鉄道月間」と名付け、様々な催しを企画している。鉄道ファンには見どころが多い群馬。群馬デスティネーションキャンペーン(DC)での集客の呼び水となるか。 上毛電鉄の「感謝フェアイベント」が4日、前橋市茂木町の大胡電車庫と桐生市宮前町2丁目の西桐生駅であり、県内外から多くのファンが詰めかけた。 ■黄色の「デハ」公開 大胡電車庫では、1997年に引退した「デハ104」の車内を一般公開。60〜70年代の主力車両で、当時の黄色の車体にするなど約2年をかけて復元したという。 近くの山崎時男さん(64)は孫(4)を連れて訪れ、「通勤で使っていた」と懐かしがっていた。 上毛電鉄は67年度の948万人をピークに乗客が減り続け、昨年度は160万人。総務部の増野泉課長補佐は「お客さまに喜んで頂けるイベントを今後も続けていく」と話す。 11、18、25日には、28