講談社の謎の電子出版に関する契約書について。 →池田信夫 blog : 講談社の「デジタル的利用許諾契約書」について 講談社の野間副社長は「年内に2万点をデジタル化しろ」と社内に号令をかけ、同社のほとんどの著者に「契約書」を送っているようだ。その1通を入手したので、一部を引用する: (中略) 印税は第6条で「乙が当該利用によって得た金額×15%(消費税別)」と定められている。 漫画家・鈴木みそ氏のツイート。 →http://twitter.com/MisoSuzuki/status/28498215455 講談社から単行本を二冊出しているが「デジタル的利用許諾契約書」というものが送られて来た。どちらも印税15%を一方的に印字して、全ての所有権は乙(講談社)に帰属する。とかいてある。「実際の電子書籍の発売は、まだ決まっていませんが」とある。まず話し合いがあるんじゃないんだ? 鈴木みそさん、講
自分が持っている本を裁断して電子書籍化する、いわゆる「自炊」を行う人に向けた裁断機の刃の切れ味を復活させるサービスなどが提供され始めていますが、裁断済みのバラバラになった本を売買できる「裁断本.コム」というサイトが開設されました。 要するに、電子書籍化したい本を裁断してスキャン後、そのまま捨てるのはもったいないので、同じようにして電子書籍化したい人向けに裁断済みの本を売ることができればいいのではないか?というシンプルなアイディアなのだと思いますが、果たして成立するのでしょうか? 詳細は以下から。 Saidanbon.com|裁断本.コム TOPページ 8月27日に開設された「Saidanbon.com(裁断本.コム)」によると、同サイトは本のISBN(国際標準図書番号)を入力するだけで出品できるサービスだそうです。 残念ながら現時点ではテスト向けに管理人が出品したコミックセットなどしか出品
『ブックビジネス2.0』が発売されましたね! ブックビジネス2.0 - ウェブ時代の新しい本の生態系 作者: 岡本真,仲俣暁生,津田大介,橋本大也,長尾真,野口祐子,渡辺智暁,金正勲出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2010/07/16メディア: 単行本購入: 21人 クリック: 562回この商品を含むブログ (53件) を見る 自分も遅ればせながら本日、購入してきました(まだ読んでいません(汗))。 この本に限らず何かと電子書籍・電子図書館が話題になることが最近多いですが、今月の三田図書館・情報学会の月例会も角川書店の新名さん、『出版流通合理化構想の検証』等の著書でも知られる湯浅先生のお二人を招いての、電子書籍関連のテーマについての会でした。 演題:再編される出版コンテンツ市場と図書館の役割 概要: 新しい電子書籍リーダーの発売が多くの関心を集めています。また,文芸書の新刊が電子
iPad の登場以降、日本でもようやく電子書籍ブームが到来してる。けれど、それと書籍のPDF化は別の話。本を裁断機にかけバラしてドキュメントスキャナでPDFにまとめ上げるというのは、iPad が出る以前からやっていた人はいたわけで。もちろん PDF を見るのが、パソコンからiPad に代わり、相性がよくなったというだけのこと。 これを「電子書籍」などと称されて間違ったイメージが作られてしまうと、電子書籍・電子出版の未来に暗雲が立ちこめてしまう。電子書籍の可能性はこんな程度のものではないのだから。 どんな情報システムでも、紙をそのまま画面上に「電子化」しただけものは大抵失敗する。電子化のメリットを活かせていないからだ。たとえば「電子カルテ」を、医師が記入する紙カルテをパソコンの画面に置き換えたものだと思っている人もいる。しかし、それでは電子カルテのメリットがまったく活かされていない。 電子カ
【ニューヨーク=松尾理也】米アマゾンは19日、同社がダウンロード販売している電子書籍の過去3カ月間の販売数が、初めてハードカバーの単行本の通信販売を上回ったと発表した。同社の電子書籍端末「キンドル」のほか、米アップルの「iPad(アイパッド)」の参入などによる「電子書籍元年」の活況ぶりが裏付けられたかたちだ。 アマゾンの発表によると、過去3カ月の間、通信販売によるハードカバー100冊あたりの電子書籍販売数は143冊。過去1カ月に絞ると、ハードカバー100冊あたり電子書籍180冊にはね上がるという。 「キンドル」自体も大幅な値下げの結果、好調に売り上げを伸ばしており、同社のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は「キンドルはひとつのジャンルとしての地位を確保した。取り扱いを初めてわずか33カ月しかたっていない電子書籍が、過去15年にわたって販売してきたハードカバーを上回ったのは驚きだ」と
新規サイトの登録依頼・訂正などのお知らせはこちらから ※裁断本の廃棄を行わず、利用者へ返却を行っている業者様は、登録できません。 ※キャンペーン価格などは記載していません。PayPalはアカウント作成(無料)でクレジットカード決済が可能な電子決済アカウントです。 ※「書籍→断裁→スキャニング→電子化 」までのサービス情報がございましたら こちら まで情報提供のご協力をお願いいたします。申し訳ありませんが、いまのところ断裁まで、またはスキャニングのみのサービスの掲載は保留させて頂いています。 自分で書籍スキャニングする場合の情報(自炊) 役立つリンク 本をキレイにデジタル取り込みする方法 参考情報 書籍や本をデータ化、PDF化することを自炊と言い、その作業を自炊代行業者に依頼することを自炊代行と言われております。 通販から直送スキャン オプション Amazon.co.jpや楽天ブックスなどと
「iPadからの購入が売上の8割を占めている」――5月中旬にiPad対応を果たした雑誌配信プラットフォーム「MAGASTORE(マガストア)」に“異変”が起きた。6月3日にEagleが主催したセミナー「モバイル氷河期のサバイブ計画 第2回:スマートフォンアプリビジネスの攻略法」で、電子書籍事業に関わる電通 雑誌局の文分邦彦氏が、同社の取り組みから見えてきた電子書籍の課題と解決法を話した。 書店型かタイトル型か――電通が考える「電子書籍のジレンマ」 出版業界が販売部数の低下や広告収入の減少に苦しむ中、KindleやiPadといったデバイスの登場によって電子書籍に対する注目が高まっている。電通はヤッパと提携して2009年9月にMAGASTOREをオープンし、iPhone向けアプリの提供を開始。講談社や小学館といった大手出版社が雑誌コンテンツの配信に乗り出した。さらに、雑誌の単独アプリを配信する
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