岩手県漁連などが23日の「カキの日」に岩手県産カキのPRと消費拡大を目指すフェアをおこなった。 岩手の沿岸部はリアス式海岸になっておりそのため魚介類が豊富で、カキの他にもアワビの名産地としても知られている。 ただ、アワビは高級品で滅多に手が出せるものではない。大型の超高級品になると、20000円以上もザラである。古来より高級品として扱われているが、どうしてあんなに高いのだろうか? 「アワビの売買は獲れたものをセリにかけるのではなく、獲る前に買う権利をセリにかけるんです。だから無事に獲ることができればその値段で買うことができますが、海が荒れて漁ができない損失分の補填のために価格が跳ね上がる。まぁ、一種の先物取引みたいなものですね」(仲買人)。 アワビは科学が発達した現在でも潜水して1つ1つ採取する漁法が一般的である。また解禁時も漁の回数が決められている。そのため安定して漁獲することが