末端価格1500万円相当の覚せい剤を密輸した疑いで、東京都の男が逮捕されました。男は覚醒剤の受け取り役をSNSで募集していたとみられています。 逮捕・送検されたのは、東京・練馬区に住む無職・佐藤覇乃介容疑者(23)で、今年7月、フィリピンから販売目的で覚せい剤およそ250グラム、末端価格にして1500万円相当を密輸した疑いが持たれています。 覚せい剤は黒いテープで包まれ、樹脂でできた置物の中に隠して航空貨物で密輸されていました。 警察によりますと、佐藤容疑者はSNSで荷物の受け取り役のアルバイトを募集しいて、応募した名古屋市内の女性が荷物の中身を不審に思い、受け取りを拒否したことで事件が発覚しました。 警察は認否を明らかにしていませんが、同じ宛先に送られた別の荷物からも覚せい剤が見つかっていて、余罪を追及する方針です。 ※画像は愛知県警提供