Raspberry Pi 4をUSBメモリやSSDで起動する:名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第35回)(1/2 ページ) 「Raspberry Pi」(以下、ラズパイ)といえば本体にOSを入れたmicroSDメモリカードを取り付けて起動するのが一般的ですが、実はUSBメモリなどでも代用できます。今回はその方法を解説します。 OSは64bit版で USBメモリで起動するには「Raspberry Pi OS」の64bit版を使います。このため、第21回で紹介した「Raspberry Pi Imager」のメニューからたどってインストールするのではなく、ZIPで圧縮されたイメージファイルを別途ダウンロードし、USBメモリに直接書き込む必要があります。 必要なファイルはラズベリーパイ財団のダウンロードサイトから入手してもいいのですが、ダウンロード速度が遅いので北陸先端科学技術大学院大学
Raspberry Pi Foundationが、8GBのメモリーを搭載する「Raspberry Pi 4」と新しい64ビットOSのベータ版を発表した。米国時間5月28日に75ドルで発売されたRaspberry Pi 4は、RAM容量が既存の「Raspberry Pi 4 Model B」から2倍に増量されており、Model Bの発売から1年後というタイミングで登場した。 「Raspberry Pi」の共同開発者であるEben Upton氏は米TechRepublicに対して、「2019年6月にRaspberry Pi 4を発売して以来、われわれはずっとこれをやりたいと思っていた。そして、それがついに実現した」と述べた。 「このメモリー容量は驚異的である。OSのメモリー使用を最適化するための作業がソフトウェア側で今も進められていることを考えると、なおさらだ。パワーユーザーがこれを使って何を
「圧倒的に速い」──ラズパイにOSをインストールする新ツール「Raspberry Pi Imager」:名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第21回)(1/2 ページ) これまでは「NOOBS」というツールを使って、ラズパイにさまざまなOSをインストールしてきましたが、2020年3月に「Raspberry Pi Imager」という新しいツールが公開され、今後はこれを使ってOSをインストールすることが推奨されるようになりました。今回はこのRaspberry Pi Imagerについて解説します。 インストール時にOSを指定する これまで使っていたNOOBSでは、ラズパイにmicroSDメモリカードを差して起動した後に、OSを指定してインストールしてきました。新しいRaspberry Pi Imagerでは、microSDメモリカードへの書き込み時にOSを指定してインストールすることに
1. はじめに 世の中にはDeepLearningの学習済みモデルを公開してくださっている方がたくさんいらっしゃいます。本記事は、そのうちのいくつかをラズパイ4で動かしてみて、いったいどれくらいの速度で動くのかを検証したものです。 計測対象モデルとして、Mediapipe および TensorFlow.js、TensorFlow Lite models で公開されている学習済みモデルを利用させて頂きました。またモデル実行フレームワークとしては、モバイル向けに整備が進む TensorFlow Lite (C++) を用いました。 計測にあたっては、公開されているモデルをそのまま動かすだけでなく、一般的な高速化手法である下記の2手法を両方試し、その効果も計測しました。 [1] モデルをint8量子化する方法 演算精度に多少目をつぶる代わりに、NEON等のSIMD演算器による並列処理の並列度をさ
娘がパソコン好きそうなので子供用パソコンを作ろうと思った 娘が最近自分の真似をしているのか、USBキーボードをいじって遊ぶようになりました。 View this post on Instagram A post shared by karaage (@karaage) View this post on Instagram A post shared by karaage (@karaage) 今のところはそれで満足しているのですが、自分のパソコンとの違いに気づく日も早そうなので、今のうちに娘用のパソコンを家で余っていたRaspberry Piを使ってセットアップしてみることにしました。プログラミング教育も義務化することですし、パソコンに触れるのは早いのに越したことはないと思っています。 子供用パソコンをRaspberry PiとKano OSでセットアップする方法 Kano PCという子
ラズパイ購入 一昨日の土曜日、ネットで購入したラズパイが届きました。 モデルは Raspberry Pi 2 Model B 。 今回はスターターキットという全部入りパッケージで購入。 先日の記事で書いたように、「ラズパイ超入門」という本を事前に購入して予習をしました。 今回もこの本の内容を参考に、いろいろと設定していこうと思います。 www.amazon.co.jp 購入時の構成(sainsmart社製スターターセットの場合) 中身はラズパイ本体、SDカード、HDMIケーブル、USBケーブル、USB給電コネクタ、Wi-Fiアダプタ、CPUファン、GPIO、ブレッドボードです。 ラズパイ本体。小さいとは聞いていましたが、実際に手にとってみるとそれが実感できます。 接続 初回の接続のときは、キーボードとマウス、モニタ、LANケーブル、USBと何かと準備が必要。 このUSBやHDMIのポートは
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