米コロラド(Colorado)州オーロラ(Aurora)で、過体重の子どもたちのための減量プログラムに参加する少女(2010年11月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/John Moore 【4月9日 AFP】米国の子どもたちの肥満率が低下したという最近の研究結果は誤りで、子どもたちは今も肥満と闘っており、若者の間での肥満のまん延は減少していないとする研究が7日、米国医師会(AMA)が発行する医学誌「JAMA小児科学(JAMA Pediatrics)」で発表された。中でも最も重度な肥満の子どもたちの状況はより深刻で、体重の増加傾向はここ十数年で倍増したという。 小児肥満は、その後の生涯にわたって、高コレステロールや心臓病、2型糖尿病といった健康問題に悩まされることにつながるため、とりわけ問題視されている。 この論文の共著者の1人で、ウェイク・フォレスト大学バプテ