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社会と本に関するobsvのブックマーク (85)

  • 広井良典による岩波新書「ポスト資本主義 科学・人間・社会の未来」 - 見て読んで聴いて書く

    ポスト資主義――科学・人間・社会の未来 (岩波新書) 作者: 広井良典 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2015/06/20 メディア: 新書 この商品を含むブログ (8件) を見る 人類史を俯瞰した上で、“資主義”を分析、エコな未来社会を語る たまたま手に取ったことで読み始めたのだが、 読み応えのあるいいだった。 ブックカバー裏にある言葉、書誌はこんな感じ 富の偏在、環境・資源の限界など、なおいっそう深刻化する課題に、「成長」は解答たりうるか――。近代科学とも通底する人間観・生命観にまで遡りつつ、人類史的なスケールで資主義の歩みと現在を吟味。定常化時代に求められる新たな価値とともに、資主義・社会主義・エコロジーが交差する先に現れる社会像を、鮮明に描く。 著者の広井氏は奥付を見ると科学史、科学哲学、そして公共政策を学んできた人のようだ。 厚生省勤務の経験もあるようだ。 「

    広井良典による岩波新書「ポスト資本主義 科学・人間・社会の未来」 - 見て読んで聴いて書く
  • 【書評】『私たちはどこまで資本主義に従うのかー市場経済には「第3の柱」が必要である』(ヘンリー・ミンツバーグ:ダイヤモンド社) | 広報PR会社&デジタルマーケ支援のシェイプウィン株式会社

    読み終えてを閉じた瞬間、このあるいは著者に出会えて心からよかった、と思えるようなものは極めて少ないでしょう。書は、そうした稀少な1冊です。 今回紹介する『私たちはどこまで資主義に従うのかー市場経済には「第3の柱」が必要である』(ヘンリー・ミンツバーグ:ダイヤモンド社)は、わずか200ページたらずという新書なみの分量の啓蒙的小著ながら、「私たちの世界は、危険なまでにバランスを失っている」という切迫感から書を著したミンツバーグが語る内容に、読み始めると一気呵成に引き込まれます。 ヘンリー・ミンツバーグの日での認知度は、ピーター・ドラッカー、マイケル・ポーターには及びませんし著作も二人に比べて数えるほどです。 しかし、経営戦略やマネジメント分野において、21世紀の今日では上記の二人と同等もしくはそれ以上に世界的に高い評価を得ています。 かく言う私も名前だけは知っていましたが、ミンツバ

    【書評】『私たちはどこまで資本主義に従うのかー市場経済には「第3の柱」が必要である』(ヘンリー・ミンツバーグ:ダイヤモンド社) | 広報PR会社&デジタルマーケ支援のシェイプウィン株式会社
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    obsv 2020/07/06
    “経済(民間セクター)・政治(政府セクター)・社会(多元セクター)という、3つのセクターのバランスからなるが「三位一体」の社会を目指すべき”
  • トマ・ピケティ「新型コロナの危機は重大だが、社会変革のきっかけに」 | 映画版『21世紀の資本』映画を通して伝えたいこと

    世界全体で売上部数250万部を超えた異例の経済書『21世紀の資』が映画となって3月20日から日で公開される。原作者のトマ・ピケティが映画公開に先立ってパリで催された試写会・トークイベントに登場し、新型コロナウイルスや中国における検閲、米国の政治状況について語った。 分厚いを読まない人にも格差について知ってほしい 行列に並んで店に入ったものの、買いたかった商品は棚にない。マスクや消毒用アルコール、トイレットペーパーのことではない。店の棚はほぼ空っぽ。べられそうにない悪臭のする肉などが売られているだけだ──。 映画版『21世紀の資』は、共産主義体制が崩壊した東側諸国のそんな悲惨な光景から始まる。原作者のトマ・ピケティは学生時代に、そんな東側諸国を旅して、内側からその惨状を見たと映画で語る。 「共産主義の欺瞞が白日のもとに晒され、資主義が支持されることになりました。ただ、問題はそれが

    トマ・ピケティ「新型コロナの危機は重大だが、社会変革のきっかけに」 | 映画版『21世紀の資本』映画を通して伝えたいこと
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    obsv 2020/03/21
    “私的所有権をどのように考え直すのか。会社の経営をどのように変えるのか。GDPの最大化に代わる経済の目標を何にするのか。そういったことを具体的に言っていかなければ、現在のシステムを乗り越えていけません”
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ

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    obsv 2020/01/24
    “人を馬鹿にするようなところがあったり、コミュニケーション能力に問題がある人も多く、敵を作りやすく、サラリーマンとしては成功しにくいとも言えます。”
  • 世の中の仕組みと人生のデザイン l 橘 玲 | DPM(ダイヤモンド・プレミアム・メールマガジン)

    経済的独立すなわち自由は、世の中の仕組みを正しく理解し、最適な人生の戦略をデザインすることで、もっとも確実に達成できる。 世の中(世界)はどんな仕組みで動いているのだろう。そのなかで私たちは、どのように自分や家族の人生を設計(デザイン)していけばいいのだろうか。経済、社会から国際問題、自己啓発まで、さまざまな視点から「いまをいかに生きるか」を考えていきます。質問も随時受け付けます。 橘 玲の最新刊『幸福の「資」論 あたなの未来を決める「3つの資」と「8つの人生パターン」』好評発売中! 「幸福な人生」を送るために幸福を定義すると基盤となるのは3つの資。その組み合わせで8つの人生パターンが考えられる。あなたが目指すべきはどの人生パターンか? ダイヤモンド社から発売中!(1,650円 税込) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【DIAMOND PREMIU

    世の中の仕組みと人生のデザイン l 橘 玲 | DPM(ダイヤモンド・プレミアム・メールマガジン)
  • 功利主義の世紀 進化論と認知科学から導かれる統治|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」

    米中貿易戦争が世界経済に大きな影響を与えている。この問題は様々な立場から論じられているが、トランプがめちゃくちゃだということで一致している。トランプ政権の通商政策は「支離滅裂な戦術」であり、「専門家の誰もが間違っていると指摘する政策」であり、「こんな稚拙な考え方が、地球上で最も洗練された国を支配しているとは信じがたい」というわけだ。(田中明彦「貿易戦争から「新しい冷戦」へ」、木村福成×吉崎達彦「日は経済守護者たれ」『中央公論』11月、宮崎哲弥「時々砲弾」『週刊文春』10/25)。中国への制裁関税はアメリカ経済に跳ね返ってくる。自分で自分の首を絞めるような政策は民主主義だからこそ採用されるものだ。 ドイツの法学者のカール・シュミットは自由主義と民主主義を区別した。世界人類は皆平等であるという自由主義的な考えは「空虚」であり、それゆえ経済という「政治上の外見的平等のかたわらで、実質的な不平等

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    obsv 2019/12/25
    “功利主義的なエリートが直観的な大衆を統治するシステム=「植民地総督府功利主義」がまさに実現されようとしているわけだ。”
  • 橘玲「不愉快なことには理由がある」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    集英社 2012年 同じ著者の「バカが多いのには理由がある」の2年ほど前に書かれたで、「バカが多い・・」の背景がこれを読むと理解しやすい。 まず「INTRODUCTION たったひとつの正しい主張ではなく、たくさんの風変わりな意見を」から。 このでは、政治や経済、社会的事件などについての著者の考えを示されるわけであるが、そこに「正しい主張」が書かれているわけではない、という。それは、1)著者がそれぞれの問題については素人であること、2)多くの社会問題では、なにが正しいかはわからないこと(私たちの世界は不確実で、未来を誰も予想できないから)、3)問題には必ず解があるわけではないか、あるいは解があっても実行不可能な場合があること(尖閣や竹島が問題になっているが、主権国家の集合体である近代世界は領土問題を解決する方法を持たないし、先進国と途上国の経済格差の解消のためにはゆたかな国が国境を開放

    橘玲「不愉快なことには理由がある」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)
  • 『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』日本型雇用慣行は、なぜこれほどまでに変わらないのか - HONZ

    いったんでき上がった社会の仕組みは、社会のコンセンサスがなければ決して変わらない。 そして、その前提となるのは透明性と公開性であり、これがない改革は必ずつまずく。 こうした仮説のもと、雇用、教育、社会保障、地域社会、政治、さらには日人の「生き方」までを規定している「慣習の束」がどのようにでき上がってきたのかを、歴史的事実と豊富な参考文献に基づいて丹念に解き明かしているのが書である。 とくに今、日型雇用慣行(女性と外国人に対する閉鎖性、正規と非正規との格差、転職のしにくさ、高度人材獲得の困難さ、長時間労働と生産性の低さ、ワークライフバランスの悪さなど)に対する閉塞感が蔓延しており、働き方改革が叫ばれているにもかかわらず、なかなか社会は変われない。なぜなら、今の雇用慣行は経営の裁量を抑えるルールとして、労働者側が歴史的に達成してきたものだからである。 日では、職務の明確化や人事の透明化

    『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』日本型雇用慣行は、なぜこれほどまでに変わらないのか - HONZ
    obsv
    obsv 2019/09/14
    “伝統的な「地元型」の「ムラ」や、近代的な「大企業型」の「カイシャ」といった基本的な帰属集団の単位から滑り落ちてしまった「残余型」が急速に増えているところに、今の日本社会が抱える大きな問題がある。”
  • 他人指向から自他同化指向へと向かう社会的自我 - 完全無欠で荒唐無稽な夢

    リースマン『孤独な群集』から読みほどく[現代] 時代の転換期には、変化のエッジが鋭く出現する。というのも観察者が古い通念に足場をおくからであり、さらには、古い通念の持ち主にとっては、新興する事象と古い事象とが鮮やかな対比となって現れるからであろう。 リースマンの生きた1960年代には「他人指向型」はかなり一般的な社会的となっていたようだ。 「他人指向と名づける性格類型は、きわめて近年になって、大都市の上層中産階級のあいだに出現したもののように恩われる」 その当時と比較すると、現代人には「伝統指向」や「内部指向」といったタイプはほとんど見かけることがない。他人との関係は、ますます、他人との「きずな」や「ひと目」や「クチコミ」を重視する方向に社会的情勢が突き進んだようである。そうした人びとだけの世界は果たして健全なのだろうか? それを後押ししたのはマスメディアよりも、インターネット/携帯という

    他人指向から自他同化指向へと向かう社会的自我 - 完全無欠で荒唐無稽な夢
  • 書評 『「読まなくてもいい本」の読書案内 ――知の最前線を5日間で探検する』: お手軽に新しい知のパラダイムがわかる - じりつブログ

    はじめに著者は、いま現在、世界にどれだけの数の書物が存在しているかを提示します。その数約1億3千万冊。しかも毎年その数は増え続けています。 その数がどれだけ多いかすぐにはイメージできないのですが、3日で1冊読むと、100万年かかる(!)くらい多い。 だから、読むべきと読まなくてもいいを分類し、優先順位の高いを読もう、というのが書の意図です。なにしろ時間は有限ですから。 「読まなくてもいい」の選別方法 20世紀半ばからの半世紀で、複雑系、進化論、ゲーム理論、脳科学などの分野で「知のビッグバン」とでも形容するほかない、とてつもなく大きな変化が起きた、と著者はいいます。 そして書物を「ビッグバン以前」と「ビッグバン以後」に分類し、ビッグバン以前の読書リストから(とりあえず)除外すべし、と説いています。ビッグバン以前の古いパラダイムで書かれたをがんばって読んでも費用対効果に見合わな

    書評 『「読まなくてもいい本」の読書案内 ――知の最前線を5日間で探検する』: お手軽に新しい知のパラダイムがわかる - じりつブログ
  • ジョセフ・ヒース『ナオミ・クラインについての最終論考』(2015年9月22日)

    クラインやチョムスキーやランドは、高校生や大学の学部生からは異様に人気があるが、より高度な教育を受けた人(特に、私のような大学教授)らからは、ほとんど無視されているような人達だ。 Final thoughts on Naomi Klein Posted by Joseph Heath on September 22, 2015 | environment, politics このブログの読者ならお気付きと思われるが、今年、ナオミ・クラインの気候変動『これがすべてを変える 資主義VS.気候変動』について言及したのを皮切りに、私は少なからずの時間クラインに浪費している。読者の何人かから、直接、ないしやんわりと、クラインへの妄執が過ぎることを指摘されたのである。よって少し弁明しておきたい。まずは、過去に数年にわたっての言説を総括し、幾つか提供してみる。 以下に過去の論考を並べてみた。 ナオミ

    ジョセフ・ヒース『ナオミ・クラインについての最終論考』(2015年9月22日)
    obsv
    obsv 2018/12/14
    “高潔な抗議運動家たちがファシストな警察と対決するというドラマが提供するものこそが、暴力的な抗議活動にクラインがここまで執着している理由だ”
  • 市民が政治について考えるための入門書と映画50作品 - はてな村定点観測所

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    市民が政治について考えるための入門書と映画50作品 - はてな村定点観測所
  • 『利己的な遺伝子 40周年記念版』刊行記念 【対談】橘 玲×吉川浩満 『利己的な遺伝子』をめぐる10冊

    この度の新装版刊行を機に、あらためて多くの読者が書と出会えることを願い、橘 玲さんと吉川浩満さんの対談では、ドーキンスがもたらした新たな知の潮流のもとで登場した必読書を10冊ご紹介いただきました。 ・佐倉統先生による書評はこちら ⇒【書評】佐倉 統「世界を変えた一冊」 【対談】 橘 玲×吉川浩満 『利己的な遺伝子』をめぐる10冊 ◇日の人文学の「失われた20年」 橘 吉川さんが『利己的な遺伝子』を読まれたのはおいくつの時ですか? 吉川 1992、3年でしょうか。大学2、3年生の時ですね。 橘 早いですね。私も90年代の進化論ブームで一度は手に取っているのですが、ちゃんと理解できたのは、2004年に邦訳が刊行されたスティーヴン・ピンカーの『人間の性を考える――心は「空白の石版」か』(NHKブックス)を読んだあとなので、最初に読んでから10年以上経っています。 ピンカーのを読むまで、社

    『利己的な遺伝子 40周年記念版』刊行記念 【対談】橘 玲×吉川浩満 『利己的な遺伝子』をめぐる10冊
  • 本来あるべきリベラルの姿 - 『朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論』 - THE戯言

    橘玲節が今回も炸裂しています。 作品のタイトルが扇動的なのはある種毎度のことですが、今回の『朝日ぎらい』はさらにギアを上げているなと感じます。さっそくAmazonには明らかに内容(どころか目次すら)読んでなさそうな方々の書評と低評価が続々と上がってきています。 朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論 (朝日新書) 作者: 橘玲 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2018/06/13 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 物議を醸すようなメインタイトルではなく、実際書の内容を適切に表しているのはサブタイトルの『よりよい世界のためのリベラル進化論』のほう。著者自身がの作で述べている通りこののテーマは「リベラル化」と「アイデンティティ化」についてであり、朝日という特定の団体について触れられているところはほぼありません (あとがきで「リベラルな新聞社における身分制度

    本来あるべきリベラルの姿 - 『朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論』 - THE戯言
  • 『朝日ぎらい』よりよい世界のためのリベラル進化論 橘玲 を読んだ感想 - 泳げるシマウマ

    朝日新聞が批判を続ける安倍政権や自民党に対する支持率は、いずれの世論調査を見ても一貫して若い世代ほど高い。SEALDsなどごく一部の層を除き、朝日新聞の主張は若者の心に一向に響いていないように見える。他方、書店には「朝日新聞批判」をテーマとした書籍や雑誌が並び、ネット上ではいわゆるネトウヨによる「反日朝日」への感情的なバッシングが日々行われている。日におけるこうした「朝日ぎらい」とも呼べる現象は一体何によってもたらされたのだろか。 「文筆家の仕事は、他人がいわない主張を紹介し、言論空間にゆたかな多様性を生み出すことだ」と述べる著者は、朝日新聞の個々の報道・論説への批判に立ち入ることはしない。書の出色の独創性は「朝日ぎらい」という現象の分析を通じて、この数十年間で大きな変化を遂げてきた世界の新しいあり様を克明に浮かび上がらせ、その姿を読者の目の前に提示して見せようとするところだと思う。

    『朝日ぎらい』よりよい世界のためのリベラル進化論 橘玲 を読んだ感想 - 泳げるシマウマ
  • 【見事な分析】“面倒くさい”が強みだった日本、いま進むべき道|『イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」』(デービッド・アトキンソン)|野中幸宏

    【見事な分析】“面倒くさい”が強みだった日、いま進むべき道|『イギリス人アナリストだからわかった日の「強み」「弱み」』(デービッド・アトキンソン) このの中でなにより面白いのは「面倒くさい文化」の章です。ここには日のさまざまな問題が潜んでいます。 ──日の「効率が良くない」というものの問題を辿っていくと、かなりの部分はこの「面倒くさい」という言葉に帰結する感じがします。── アトキンソンさんがアナリストだったころに、この「面倒」を避けるよう助言する(?)日人の行動に出会ったそうです。 ──私は銀行というビジネスモデルについてくわしい分析をおこない、かなり厳しいレポートも書いてきました。そのたびに、周囲にいた日人のアナリストたちはこのような忠告をしてきたものです。「アトキンソンさん、このようなことを書くと面倒くさいことになるよ」── 実際に街宣車が来たり、メガバンクの頭取から呼

    【見事な分析】“面倒くさい”が強みだった日本、いま進むべき道|『イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」』(デービッド・アトキンソン)|野中幸宏
  • スーザン・ケイン「内向型人間の時代」感想 内向型よ、荒野に出よ、革新を行おう

    この記事の所要時間: 約 13分3秒 私は極端な内向型だ。弁護士・作家のスーザン・ケイン氏による「内向型人間の時代」というに非常に鼓舞され、考えさせられた。の内容をもとにした、内向型と外向型の特徴の比較表を中心に感想をまとめておく。 スーザン・ケイン「内向型人間の時代」 スーザン・ケイン著、「内向型人間の時代 ―社会を変える静かな人の力」を読んだ。 内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力 posted with ヨメレバ スーザン・ケイン 講談社 2013-05-14 Amazon Kindle 楽天ブックス 7net honto e-hon 経緯はこうだ。 自分の人生の方向性に迷い、ネットに転がっている性格診断をいろいろやってみて、改めて自分が極端に内向的なタイプであることをつくづく確認した。 それで、「内向的」「内向型」などのキーワードで調べてみたところ、スーザン・ケインという

    スーザン・ケイン「内向型人間の時代」感想 内向型よ、荒野に出よ、革新を行おう
  • 遺伝子の差はどれだけの不平等を産んでいるのか『ゲノムで社会の謎を解く――教育・所得格差から人種問題、国家の盛衰まで』 - HONZ

    遺伝子の差はどれだけの不平等を産んでいるのか『ゲノムで社会の謎を解く――教育・所得格差から人種問題、国家の盛衰まで』 双子研究を筆頭に、遺伝子が我々の身体的特徴だけではなくIQや統合失調症などの病気といった数々の要因に深く関連していることがわかってきている。が、そうであるならば遺伝子についての知見を深めることによって政策レベルで活かす──介入したほうがいい人間には介入し、そうでない人間には介入しない──というような形の、オーダーメイド政策はありえるのか。 たとえば、受け継がれた遺伝子的な差異こそが社会的不平等の第一の駆動力なのだろうか。現在の機会均等は主に”勉強ができること”によってもたらされているが、そもそもその能力に生来から違いがあるのだとしたらそれはどれ程の不平等につながっているのか。もしそれが明らかになれば、より適切な平等へ向けて歩み出すことができるかもしれない。これは見方によって

    遺伝子の差はどれだけの不平等を産んでいるのか『ゲノムで社会の謎を解く――教育・所得格差から人種問題、国家の盛衰まで』 - HONZ
  • まさに本の墓場…書店から返品された単行本たちが処分される工場の風景がショッキングすぎる

    押切蓮介 @rereibara 先日、講談社が管理する工場に行ってきた。ここには返品や不良品と化した単行たちが容赦なく裁断される恐るべき場所である。けたたましい轟音と共に作家の魂とも言える単行たちはバラバラにされ、ひとまとめにされ、再利用としてトイレットペーパーになる運命にある。中には己の単行の存在も。 pic.twitter.com/HKg0rtZYPC 2018-02-01 23:43:27

    まさに本の墓場…書店から返品された単行本たちが処分される工場の風景がショッキングすぎる
  • ビル・ゲイツが「ここ10年で読んだ最高の一冊」を発表、選ばれた「永遠のお気に入り」とは?

    「私たちは人類史上、最も平和な時を生きている」ということを論じたスティーブン・ピンカー氏の「暴力の人類史」について、ビル・ゲイツ氏が「進歩の説明について、こんなにも明確に記したを見たことがない」と紹介しています。読書家のゲイツ氏は毎年「その年に読んだ中で特に興味を引かれた」を紹介していますが、暴力の人類史については「ここ10年読んだ中で最高」「『今年の』ではなく『永遠の一冊』」としています。 My new favorite book of all time | Bill Gates https://www.gatesnotes.com/Books/Enlightenment-Now ゲイツ氏がオススメする「The Better Angels of Our Nature」は2011年に出版され、日では「暴力の人類史」として翻訳されています。近年、テロや戦争のニュースが多く報じられていま

    ビル・ゲイツが「ここ10年で読んだ最高の一冊」を発表、選ばれた「永遠のお気に入り」とは?
    obsv
    obsv 2018/01/31
    世間では社会が悪くなったと耳にしがち。「愛国心が足りないせいだ」だの「資本主義の搾取が」だのと喚く人達を信じる前に、まずはデータで世界の変化を正しく認識するのが大事だな。