1994年5月1日、イタリア・イモラサーキットで行われたF1サンマリノGP決勝。 レース中のクラッシュ事故で、不世出のF1ドライバー、アイルトン・セナ(享年34)が命を落とした。 イモラサーキットにあるセナの銅像(2003年撮影) この記事の画像(28枚) 【A Latchkey セナ没30年追悼ver.はこちら】 世界中が悲しみに包まれたあの日から30年。貴重な写真の数々と共に、彼の人生と知られざる真実が、今ここに浮かび上がる。 語り手は、日本が誇るF1フォトグラファー、金子博氏。F3時代からセナの姿をつぶさに追い続けたレジェンドだ。 日本のF1ブームの立役者だった 速さと強さの根底にあったものとは?人間・セナの魅力と苦悩とは?各時代を切り取った珠玉のフォトグラフをもとに、金子氏が語り尽くす。 第一印象は“生意気なガキ” 「ほとんどの場面が記憶にあるから、思い出がよみがえってきちゃって、