工作機械や半導体製造装置の基幹部品を手掛けるTHKの株価が振るわない。8月上旬に発表した2018年1~6月期決算は、純利益が前年同期比5割増と好調だったが、株価は2月につけた上場来高値から4割安の水準に沈む。米中貿易摩擦をきっかけに、同社製品の需給を左右する国内外での設備投資動向の先行きに不透明感が強まっているためだ。一方で、前期の同社製品の引き合い増加に応じて新設する工場が順次立ち上がってくる
工作機械や半導体製造装置の基幹部品を手掛けるTHKの株価が振るわない。8月上旬に発表した2018年1~6月期決算は、純利益が前年同期比5割増と好調だったが、株価は2月につけた上場来高値から4割安の水準に沈む。米中貿易摩擦をきっかけに、同社製品の需給を左右する国内外での設備投資動向の先行きに不透明感が強まっているためだ。一方で、前期の同社製品の引き合い増加に応じて新設する工場が順次立ち上がってくる
半導体露光装置大手の蘭ASMLは7月9日(オランダ時間)、次世代露光装置であるEUVならびに450mmウェハ対応技術の開発を加速させることを目的とした研究開発プログラムを発表した。 同プログラムでは、ASMLのカスタマを対象に最大25%の小規模投資が可能となっており、IntelがASMLの発行済み株式の10%を17億ユーロ(約21億ドル)で購入すること、ならびにその後、5%の発行済み株式を追加購入(8億3800万ユーロ、約10億ドル)することを発表している。 また、Intelは8億2900万ユーロ(約10億ドル)の資金提供を確約しており、これにより450mmウェハ対応技術ならびにEUV露光技術の開発が約2年前倒しすることを支援するとしている。 プログラムは2段階に分かれており、第1段階として450mmウェハ製造装置の開発と納入の早期実現を支援するため5億5300万ユーロ(約6億8000万ド
Intel,蘭AMSLの450mmウェハ露光とEUV露光の技術開発促進を支援 インテル コーポレーションとAMSL 次世代半導体製造の中核技術の開発促進で合意 配信元 Intel 配信日 2012/07/11 <以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています> インテル コーポレーションとAMSL 次世代半導体製造の中核技術の開発促進で合意 ニュース・ハイライト インテルはASMLの研究開発プログラムに対して8億2,900万ユーロ(約10億ドル)の提供を確約し、450 ミリメートル(mm)・ウエハーと EUV(Extreme Ultra Violet:極紫外線)露光の開発を約2年前倒しするよう支援 ASMLが同社の顧客を対象に最大 25%の小規模投資を行うプログラムの一環として、インテルは、まず ASML の発行済み株式の10%を 17 億ユーロ(約21億ドル)で購入、その後に5%の発
経営破綻したエルピーダメモリは米マイクロン・テクノロジーに買収された。次はルネサス エレクトロニクスが危機的状況に立たされている。ルネサスだけではない。日本で「SOC(System on a Chip)」と称している半導体製造を手がけている企業は、皆、極度の不振に陥っている。 2012年2月8日の日経新聞電子版によれば、ルネサス、富士通、パナソニックを統合し、産業革新機構と米グローバルファウンドリーズの投資を得て、その3社連合から、設計開発会社と受託生産会社を作る案で合意した旨が記載されている。 上記ニュースに対して、おそらく読者の皆さんも「またかよ」と思っているに違いない。私も「もう統合や合弁はいい加減にやめてくれ」と思っている。 現在、筆者はメルマガで、立ち上げ初期のエルピーダにおけるNECと日立製作所の内紛劇をこと細かく書いているが、これは組織をいじるとロクなことはないとお伝えしたい
半導体ウエハ製造の世界最大手、台湾積体電路(TSMC)の張忠謀会長は、韓国サムスンを撃退するため三つの作戦を用意している。サムスンはウエハ製造へ参入する予定だ。張会長はこの戦いに備え、何年も前から準備を進めてきた。メモリとパッケージングの強化、そして反サムスン連合の構築である。 春節(旧正月)前、張会長は機関投資家向け説明会の後、記者団と懇談していた。ある記者が、「張会長、あなたはサムスンが尊敬すべき競争相手だとおっしゃったが、そこでお聞きしたいのは……」と質問しかけると、それを遮るようにして答えた。「サムスンが『尊敬すべき』競争相手だとは言っていない。私が言ったのは『恐るべき』競争相手ということだ」。 この記者はその後2回、サムスンは尊敬すべき競争相手だという話を持ち出した。繰り返しの質問に張会長は不快そうに語った。 「私は何度も強調しているが、サムスンは恐るべき相手であって、決し
Intelがファブレスのベンチャー企業の製品製造を請け負うと発表。それも最先端の22nmプロセスを利用するという。その意味するところは? 連載目次 Intelが他社製品の製造を請け負うファウンダリ・ビジネスをやっているようだ。とはいっても、自社の工場をファウンダリ専業の別会社(GLOBALFOUNDRIES)として分離したAMDのケースとは大きく異なり、何か目的があるようである。こういっては悪いが「腹に一物ある」ファウンダリ・ビジネスに見える。 普通、ファウンダリといったら、数量と価格さえ折り合えば、その目的とか売り先とかに関わらず、まずは仕事を受けてもらえるものだ。何に使うか、どこに売るかは、発注する委託元の問題で、ファウンダリ側がとやかくいう問題ではないからだ。とはいっても、発注された数量がちゃんと流れるのかどうかは、ファウンダリ側も市場と相手の会社を見ている。先のない市場向けの仕事や
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く