【読売新聞】評・尾崎世界観(ミュージシャン・作家) 母親が炊事係として働いていたため、著者は幼少期の1年間をキグレサーカスで過ごした。まずこの1年というのがポイントだ。これより短ければ、思い入れや情報が不足するだけでなく、本書の根
【読売新聞】評・尾崎世界観(ミュージシャン・作家) 母親が炊事係として働いていたため、著者は幼少期の1年間をキグレサーカスで過ごした。まずこの1年というのがポイントだ。これより短ければ、思い入れや情報が不足するだけでなく、本書の根
上田さんはじめ、ゲンロンの皆さんを幾晩も夜なべさせ、ようやくここまで辿り着き、いまは感無量です。これまでそれなりに本は出してきましたが、これほど嬉しい校了は初めてです。今晩は、ひとり、家でこの喜びに酔いしれたいと思います。 この本の本格的な編集作業は、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった、まさにその頃に始まりました。ロシアをよく知る上田さんが最も心を痛めていた時期です(今もですが)。二人で会うと、旧社会主義国家の話や、日本が中国はじめアジア諸国を侵略した時代の話になり、過去と現在がつながりました。 それと私は町工場の娘なので、心痛と多忙の極みにある上田さん(社長)が夜なべをして編集に全力を傾け、その負担を軽減しようと東さん(私の感覚では会長)がコピーをとったりCDを焼いたりする姿に、感じ入りました。社長と会長ががんばる。まさに私が育った町工場のような世界がそこにはありました。 奇妙なのです
『ゲームの歴史』全3巻(1巻:ISBN 978-4-06-529701-8、2巻:ISBN 978-4-06-529702-5、3巻:ISBN 978-4-06-529703-2)の販売中止のお知らせとお詫び 平素より弊社の出版活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。 弊社より2022年11月に刊行しました『ゲームの歴史』全3巻(岩崎夏海 稲田豊史 著)につきまして、多くの方々にご指摘いただいた通り、内容に事実誤認と情報元が確認できない箇所が多数見つかりました。このため、販売を中止するとともに、書店に対して店頭在庫の早急な返品対応を依頼いたしました。本書は岩崎夏海氏が企画・構成・口述を、稲田豊史氏が文章を担当したものですが、編集部による事実関係の確認が不十分だったためにこのような事態となりました。 ご購入いただいた読者のみなさま、関係者のみなさまに多大なご迷惑をおかけしました
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群馬県高崎市から茨城県鉾田市まで北関東を横断する一本の道。沿線でしか味わえないウマすぎ異国飯の向こう側にいたのは、日本を支える移民、難民、シン日本人たちだった。皿と人の間を走り抜けるロードムービー・ノンフィクション! これまで著書『ルポ新大久保』や『日本の異国』で「日本に生きるアジア人」を描いてきたライターの室橋裕和さんの最新作の舞台は……「北関東」。 実は国内でも有数の「ガチ」エスニック料理が食べられるこの土地。車で進むうち、浮かび上がってきたのは1本の国道と、そこに住む日本を支えてきたシン日本人の姿でした。 帯には『孤独のグルメ』原作者・久住昌之さんと、『国道16号線』著者・柳瀬博一さんの推薦コメントも! 【はじめにより】 北関東を東西に走るこの道路に沿って、移民ベルト地帯が形成されている。いうなれば、「エスニック国道」だ。 それはいったい、なぜなのだろうか。どうしてこの地域に、どんな
浅井 茉莉子 1984年生まれ。札幌で本とマンガとゲームに没頭して育つ。早稲田大学第一文学部を卒業後、2007年に入社。「週刊文春」「別冊文藝春秋」「文學界」編集部、第二文藝部を経て、2023年7月から「文學界」編集長。猫を溺愛している。 又吉直樹さんの小説『火花』が芥川賞を受賞したのは2015年。当時、お笑いコンビ「ピース」の芸人として知られる又吉さんが純文学の賞という意外さがニュースになり、大ベストセラーになりました(現在までに320万部超)。 又吉さんとの出会いは2011年の「文学フリマ」というイベントで、偶然お見かけして、おもいきって声をかけました。というのも、当時私は「別冊文藝春秋」という小説誌にいたのですが、又吉さんがこの雑誌を読んでいるとブログに書かれていたんです。読書家であっても、わざわざ小説誌、しかもマイナーな(笑)「別冊文藝春秋」を読まれる方はめずらしい。又吉さんのエッ
包み隠さぬ強烈なタイトルが、母親たちが心のどこかで密(ひそ)かに感じながら押し殺していたものを表しているゆえに、静かな反響を呼んでいるのだろう。しかし、本書を読み通すのはなかなかのしんどさである。基本的にはインタビュー集であって、まとめの最終章にいきつくまでに、幾人もの母親たちのどこか似通った、しかしそれぞれに微妙な色合いを持つ、白黒つけがたい逡巡(しゅんじゅん)の言葉に耳をすませて伴走することは、非常に稀有(けう)な重要な仕事と認識はできても、単純に読む側の体力を要する。後悔の証言集である。 子供を持った知り合いと話すとき、「自分の時間がゼロになるって産むまでわからなかった」「誰も教えてくれなかった」という話題になることがある。すぐに保育園に預けられれば別だが、そうでなければ、ゼロになった自分の時間をどうやって、人に頼りながら1時間2時間と作り出せるか、というあがきによってしか、もはや母
「(引用者注:「すなまわり」と共に)推した。」「『爪と目』が恐ろしいのは、三歳の女の子が“あなた”について語っているという錯覚を、読み手に植えつける点である。しかも語り口が、報告書のように無表情なのだ。弱者であるはずの“わたし”は、少しずつ“あなた”を上回る不気味さで彼女を支配しはじめる。二人がラスト、“あとはだいたい、おなじ”の一行で一つに重なり合う瞬間、瑣末な日常に走る亀裂に触れたような、快感を覚えた。」
【2023年5月15日 重版(3刷)出来】 寺尾紗穂『彗星の孤独』(スタンド・ブックス) ISBN:978-4-909048-04-2 C0095 2018年10月刊行 【価格改定のご案内】 旧価格:1900円(税込2090円) 新価格:2100円(税込2310円)
企画:「audiobook.jp」 世の中に読書好きを増やす番組「芸能界読書部 presented by audiobook.jp」。 MC・部長は、読書好き芸人・ティモンディの前田裕太さん。 ゲストに、テレビプロデューサーとして活躍されている佐久間宣行さんをお招きしました。 ■オーディオブックとは? 聴いて読書できるサービス。耳だけで読書を楽しめるため、文字を読むのが難しい方のほか、移動中など生活のあらゆるシーンで「ながら読書」を楽しめます。 ・佐久間さん著書『佐久間宣行のずるい仕事術』オーディオブック https://audiobook.jp/product/265018 ・前田さんおすすめオーディオブック https://audiobook.jp/booklist/1316 ・日本最大級のオーディオブックサービス https://audiobook.jp/ <audio
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記事:明石書店 『ナイス・レイシズム なぜリベラルなあなたが差別するのか?』(明石書店) 書籍情報はこちら なぜ、北米の白人を想定して書かれた『ナイス・レイシズム なぜリベラルなあなたが差別するのか?』を日本社会に住む私たちが読む必要があるのか。それは、日本人がアジア諸国の中での「白人」だからである。多少乱暴な比較であることは重々承知の上だが、日本人は、アジアにおいて人種・民族的ヒエラルキーの頂点に立っている。また植民地支配の歴史における加害国としての立場も欧米の白人と類似しており、加害の対象となった人々と今も同じ国に共存していながら、歴史をきちんと学ばず、加害性と向き合っていない人が圧倒的多数派である。本書は、日本における日本人、特にリベラルを自称する人々(自分を含む)にとって、まだまだマジョリティ性の特権を持つ自分自身と向き合わなくてはならないことを示唆してくれる貴重な本だと思っている
アフター6ジャンクションというのはTBSラジオで2018年4月から始まったラジオ番組です。ライムスターというラップ・グループのラッパー。宇多丸さんがパーソナリティーをつとめ月曜日から金曜日、18:00~21:00まで生放送でオンエアーされています。 僕がこの番組を知ったのは、前身番組である「ウィークエンド・シャッフル」を当時の僕の部下と懇意にしている友人がリスナーだった事です。どちらか一人なら興味を持たなかったのですが、その二人が面白いと言うのならと思い聴き始めたのが最初です。 サイコロを振ってランダムに自分では絶対に見に行きそうもない映画を見に行き評論する「シネマハスラー」と言う名物コーナーがありました。絶賛の時もあるのですが、つまらない映画はボロクソに言うんです(特に宇宙戦艦ヤマト(実写版)の回は最高だったのでどこかに落ちてるかもしれないので探して下さい) これを聞いていて、僕はこの映
フェミニズムの旗手にして、おひとりさまの生き方についてベストセラーを著してきた上野。2年前、彼女は、ある男性を介護の末、看取る。「結婚という制度がイヤ」と公言してきた上野は、彼と密かに入籍していた。 東京都心から西に約170キロ。八ヶ岳高原ラインを抜けると、あたりの風景は一変する。大滝湧水が溢れ、眼前には南アルプスの山々が迫る。高原野菜農園やニジマスの養殖場が八ヶ岳南麓の日常風景だ。 集落の一角にエメラルドグリーンの山荘が建てられたのは、今から25年前の夏のこと。針葉樹林に囲まれた山道「唐沢木漏れ日通り」には、間もなく好一対の男女の姿が頻繁に目撃されるようになった。20余り歳上の男性に寄り添っていた女性は、フェミニズムの旗手で社会学者の上野千鶴子氏(74)だ。 上野千鶴子氏 「当時から彼女は月に2〜3回、勤務していた東大のある文京区本郷から八ヶ岳に通っていました。愛車のBMWで深夜に出発し
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