最近私のまわりで「&(アンド)」という言葉が使われることが多くなった。私が本欄の第二回で「人生は“Or”を繰り返して可能性の幅を狭めるより、“And”を求めて拡げていったほうが楽しいよね」ということを主張したことがきっかけだ。私としては気合を入れて主張した考え方だったので、その本意を理解して「いい表現だね!」といってもらえるのは心から嬉しい。だが、予想外の反応もあって、上司に「柴沼、このプロジェクトもお前にやってもらいたい」といわれた時に「いや、もうさすがに私いっぱいいっぱいで・・」と困った顔をしようものなら、「何いってんだ、お前“アンド”なんだろ?欲張り人生なんだろ?」とニヤリとされたりする。これには、ちょっと参っている。さらに、まぁそうは言ってもオファーがくるのは嬉しいことだし、好きな仕事だからやってみよう、と気を取り直して、ちょっと夜のオフィスで打ち合わせをしていたりすると、今度は仲