エントリー「老後のお金の不安の解消法」の中で、「若いうちはお金のことばかり考えるのはよしな」とやんわりと書いたところですが、私が若い頃、よく読んだ作家に木村尚三郎という方がいます。 今回、たまたま懐かしい名前を見かけ、古本で購入し読んだものです。 このひたすら自分に忠実な生き方こそ、これからの私たちの目指す理想ではないか。 木村尚三郎氏のプロフィール・1930年(昭和5年)生まれ、東京都杉並区出身。東大文学部西洋史学科卒。東大教養学部教授を経て、東大名誉教授などを歴任。 ・歴史学者の目で見た現代文明論や、音楽・映画批評、料理や生活文化に関する著作を幅広く手がけた。また、日欧の比較文明論や文明史に係わるエッセイを新聞雑誌に多数執筆。 ・2006年10月逝去。享年76。 ・多数の著作があり、私が読んだ覚えのある中でいくつか列挙すると以下の通り。 『男時・女時の文明論』 PHP研究所, 1986