利便性や快適性、安心感を求めて、あれもこれも持ち始めるとどんどん重くなるモバイルガジェット。「いつでもどこでも場所にとらわれずに仕事ができる俺」を標榜しているのに、荷物が重すぎて行動が鈍くなるなんて本末転倒ですよね。 ちなみにアウトドアには「極限まで荷物を軽くすれば遠くへ行ける」という思想をベースにした、「ウルトラライトバックパッキング」というジャンルがあります。その世界では、フォークやナイフ分の持ち物を減らすため歯ブラシでご飯を食べる、バックパックのいらないコードや雨蓋などはカットしてしまう、新素材を使った商品で100g軽くなるなら数万円でも払う、などなど肉を切らせて骨を断つというか、肉はそぎ落として骨だけで出かけるような、やりすぎ感満載な割り切りが見られます。 そんなULバックパッキングの思想を参考にすれば、我々都市に住まうノマドワーカーも手荷物を軽量化できるのではないか。手荷物が軽く