子どもに貧困が連鎖する本当の原因は「親の子育て」にあります。「所得格差が教育格差を生み、貧困が連鎖していく」という説は、厳密には正確ではありません。(『午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門』午堂登紀雄) ※本記事は有料メルマガ『午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門』2017年8月28日号を一部抜粋したものです。興味を持たれた方は、ぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。 プロフィール:午堂登紀雄(ごどう ときお) 米国公認会計士(CPA)。1971年生まれ、岡山県出身。中央大学経済学部 国際経済学科卒。株式会社エディビジョン代表取締役。一般社団法人 事業創造支援機構代表理事。 「親の経済格差⇒子の教育格差⇒連鎖する貧困」はどこまで本当か 相関関係はあっても、因果関係はない 雑誌やネットのコラムなどで、「親の所得格差が子の教育格差を生み、貧困が連鎖する」という記事がたびたび取り上げら