J-WAVEで放送中の番組『BRIDGESTONE DRIVE TO THE FUTURE』(ナビゲーター:ピストン西沢・松嶋初音)。6月3日(日)のオンエアでは、インディアナポリス500マイルレース、通称「インディ500」を特集。昨年の優勝者、佐藤琢磨選手の結果や、インディカー・レースの魅力について、元インディカー・ドライバーの松田秀士さんをゲストにお迎えして解説して頂きました。 ■レース前半にリタイア…何が起きたのか? 現地時間5月27日にレースが行われた「インディ500」。佐藤さんはレース前半にリタイア。連覇は果たせずに残念な結果となりましたが、レースで何が起きたのか、自身も4度この大会に参戦し、現在はモータージャーナリストとして活躍する松田さんに訊きました。 西沢:佐藤さんは今回、前半も前半のうちに巻き込まれてクラッシュという結果だったんですが、どういう感じだったんですか? 松田:
2019年のインディ500で予選落ちを喫したマクラーレンだが、すでにその失敗は数カ月前から始まっていた。最初のテストではステアリングホイールさえ用意されていなかった。 世界3大レースでの“3冠”を目標にしているフェルナンド・アロンソとともにインディ500に挑んだマクラーレンだが、予選で36台中34位となり、決勝進出をすることなくインディアナポリスを去ることになった。 醜態を晒して英国に戻ったマクラーレンは、早速オペレーション責任者であるボブ・ファーンリーを解雇している。 マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは「我々はインディ500を過小評価していたわけではない。我々は準備ができていなかった。我々はレースに値していなかった。我々自身の失敗だ。我々は際立ってしなかったし、ベストを尽くすことができなかった。我々は自分自身に負けたのだ」と AP通信 に語っている。 ステアリング問題 インディ
「この間のテストの時は空気が重過ぎた。リッチ過ぎて、なんかすごくマシンのフィーリングが良かった。悪かった人はいなかったんじゃないかな? シェイクダウンで、イニシャル・セッティングが合っていた、合っていなかったっていうのはあったんだろうけど、グリップ感ではみんな苦労していなかった。それが今日は、この間のダウンフォースで行ったら軽過ぎちゃったんで、逆にダウンフォースをつけてってましたけど」 今のところは、マクドナルドのセッティングがよい方向に行っている 「今年からレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング入りしているエンジニア、アレン・マクドナルドのセッティングは、クルマ作りのコンセプトが去年までのものとはまるで違う。だから、エド・カーペンターが速くて、スペンサー・ピゴットも速い(マクドナルドは去年、エド・カーペンター・レーシングでテクニカル・ディレクターを務めていた)。グレアム・レイホール
●ウェットコンディションでは空気の流れが可視化される 4月14日に岡山国際サーキットで開催されたSUPER GT 2019開幕戦「2019 AUTOBACS SUPER GT Round1 OKAYAMA GT 300km RACE」。 雨の強まりで次々とアクシデントが起こりレースは赤旗中断になるという過酷な状況となりました。 雨が若干弱まっていたセイフティーカースタート直後でも、後方のマシンが見えにくくなるほどのウォータースクリーンが発生。 こういった雨のレースの場合、タイヤが巻き起こす水しぶきに注目すると、マシンのボディ下部の空気の流れがよく見えるということをご存知でしょうか。 例えばほぼ同じ場所で撮影した2台のマシンを見比べると、ポルシェの方がマシン後方へと流れる水しぶきがより高く発生しているのがお解かりいただけると思います。これはマシンのリアバンパー下部に取り付けられたデュフューザ
石浦宏明がセルモの取締役に就任した。そのニュースが駆け巡ったのは2月初旬のこと。レース界は2019年の活動発表が続いていた時期。ドライバーのチーム移籍であったりマシンのスイッチであったりした中にあってセルモは、立川祐路/石浦宏明というスーパーGT最強コンビ続投とともに、組織変更を発表した。そこに石浦宏明の名があった。彼をよく知る木下隆之が語る。 「株式会社セルモの代表取締役社長が交代。会長兼社長に卜部治久氏が就任。石浦宏明が取締役に信任される」 2月10日、僕の元に飛び込んできたニュースを目にして驚いた。トップが入れ替わるであろうことは想像に難くなかったが、石浦宏明の名が加わるとは思いもしなかったからである。 株式会社セルモの創立は1981年。それ以来国内のトップカテゴリーで活躍、トヨタ系レーシングチームとして名高い。 これまで輝かしい実績を残してきた。僕も全日本GT選手権時代には、我がチ
みなさまごきげんよう。 フェルディナント・ヤマグチでございます。 唐突ですがアブダビに来ています。今季F1最終戦である、アブダビGPを観戦するためです。 なぜ不肖フェルがF1を見に来ているのか。 キッカケはホンダ広報のMさんと一杯やりながら、クルマ談義に花を咲かせていた際に私が発した不調法な"一言"でした。 (前号まで書いていた)N-VANの話、マイナーチェンジするNSXは日本で開発している話、レジェンドは本当にいいクルマだから記事とは別にぜひ乗ってみてよ……なんてことも話していました。 しばらくすると、F1の話題になりました。今季でウチも4シーズン目、来年はレッドブルにもパワーユニット(PU)を供給して4台体制になるので、ますます盛り上がります、とMさんがやや高揚気味に話します。 「とろろそば?」「トロロッソです!!」 F:はぁ来年は4台ですか。あの……今ホンダのクルマは何台F1に出てい
トヨタからFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦する豪華ドライバー陣が11月20日(火)に東京で公道マリオカートで「マリカー」を楽しんだ。 先週末に開催された上海6時間レースでは、7号車が優勝、8号車が2位で続き、2戦連続で1-2フィニッシュを達成。2018年のWECシリーズ戦を最高の形で締めくくった。 ドライバーたちは、11月25日(日)に富士スピードウェイで開催される「トヨタ ガズーレーシング フェスティバル 2018」に向けて日本に帰国。束の間のオフを利用して東京でマリカーを楽しんだようだ。 各ドライバーのInstagramには小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス、中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソとジェームス・ロシターという豪華ドライバー陣がコスチュームに身を包んでマリカーを楽しんでいる画像が投稿されている。
フェルナンド・アロンソが2019年にインディカーに転向した場合、ホンダからエンジン供給を受けることができない可能性があると報じられている。 フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダ時代にホンダのF1エンジンを繰り返し酷評。ホンダはインディカーにはそれは何も影響はないと繰り返しているが、一部のホンダ陣営はフェルナンド・アロンソのチームにエンジンを供給することに反対しているとも言われている。 フェルナンド・アロンソは、マクラーレンと提携するアンドレッティ・オートスポーツから参戦すると考えられている。今月初旬にソノマで行われたテストでチーム代表のマイケル・アンドレッティは「ホンダはアロンソと何も問題はない」と主張していたが、アンドレッティのマシンからはホンダのロゴが消されていた。 一つの要因として、フェルナンド・アロンソが、FIA世界耐久選手権にホンダのライバルであるトヨタから参戦している
2018 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第102回インディアナポリス500 Race Day 決勝:「あの次の次のスティントぐらいまでにマシンが持つ力を引き出せるところに行けるかな、と感じでした。それだけに早々のリタイアになったのは本当に残念でした」 「クルマがすごい曲がりづらい状況で、スタートから苦労していました」 Jack Amano(以下――):予報どおりに暑くなったレースでした。まだ1回目のピット・ストップを終えたところで、マシンやコンディションを見極めて行っている段階でアクシデントとなってしまいました。 佐藤琢磨:そうでしたね。自分たちはスタートからものすごく苦労していました。クルマがすごい曲がりづらい状況だったので。ひどかったです。予想以上にアンダーステアが強かった。トラフィックに入るとダウンフォースが無くなってしまっていました。コクピットで使えるツールも全部使い切っても、
2015 INDYCAR 佐藤琢磨にQ R14 ホンダ・インディー200・アット・ミド-オハイオ インディーカー出場100戦目!:「タクマは勝負師で、いつだって全力で走る。本当の紳士だがコース上ではハード・チャージャーだ」AJ・フォイト 琢磨の100戦出場に対するコメントいろいろ 「私の14号車でタクマが100戦目迎えることがとてもうれしい」 AJ・フォイト:チーム・オーナー 「彼の100戦目を見ることとなって嬉しい。それも、私の14号車でそれは達成されるんだから尚更だ。彼は勝負師で、いつだって全力で走る。彼は本当の紳士だが、コース上ではハード・チャージャーだ。彼を見ると私はケニー・ブラックを思い出す。そして、私たちは彼と一緒に良いチームを作っていると思う。彼は私たちのチームを助けてくれ、私たちの方も彼を助けることをして来たと自負している」 フォイトはインディーカーで369レースに出場し
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F1パワーユニットの話題でたびたび登場する”熱”の問題。具体的にどんな影響があるのか、ホンダF1のエンジニアが解説した。 常に温かい場所を求めて年間カレンダーが組まれているF1において、気候に関する不満を聞くことはほとんどない。ただ、F1マシンのパワーユニットは非常に高温な状態で機能しているので、あまりにも暑すぎる気温は、そのパフォーマンスに影響を及ぼす場合がある。 第2戦の開催地バーレーンは、昼間の気温は30℃以上、夜になって下がっても20℃中盤。そのような環境で、パワーユニットはどうなるのだろう? ホンダF1のチーフエンジニア中村聡は「気温が上がると水温、油温、吸気温度も上昇します。特に温度が上昇するのが、インダクション(エンジンが外気を吸入する部分)です。ここの温度が上がると、マシンのパフォーマンスや信頼性に大きな影響が出てしまいます」と説明する。 「燃焼のタイミングが悪いと、高温が
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